黒島結菜主演、湊かなえの“集大成”を瀬々敬久監督が映画化『未来』特報&ティザービジュアル3種、豪華キャスト情報が一斉解禁!

湊かなえの“集大成”と評される小説「未来」(双葉文庫)がついに映画化。映画『未来』が 2026年5月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開されることが決定し、特報映像、ティザービジュアル3種、主要キャスト情報が一斉に解禁された。

絶望の中で届いた「未来のわたし」からの一通の手紙。“罪と希望”が交錯するスリリングなミステリーが、瀬々敬久監督の手でスクリーンへ昇華される。

今回解禁された特報は、黒島結菜演じる主人公・真唯子の静かな表情と、「この世界は狂ってます」というナレーションから幕を開ける。「未来のわたし」からの手紙を受け取った少女・章子(山﨑七海)に次々と襲いかかる、家庭の崩壊、暴力、いじめ、知りたくなかった真実——。憤りをぶつける章子の声が響き、「やがて彼女が下す決断とは?」という問いを残して映像は締めくくられる。日常と非日常が交錯する、張りつめた空気が貫く特報だ。

解禁されたティザービジュアルは、物語の核心を暗示する3枚。
①燃え焦げた便箋と章子の叫び
「20年後のわたし」からの言葉が刻まれた便箋が燃え焦げる衝撃的な一枚。運命の歯車が動き出す瞬間を象徴するビジュアル。

②真唯子(黒島結菜)の射貫く眼差し
社会の理不尽に向き合う教師・真唯子のまっすぐな視線。静かながら強い覚悟が伝わる表情が印象深い。

③“親を殺すと決めました”という禁断のコピー
中学校の廊下を駆ける少女の後ろ姿に重なる衝撃的コピー。ありふれた日常の裏に潜む決意が胸を締めつける。

主演は黒島結菜。教師・篠宮真唯子として、過酷な環境に置かれた子どもたちに寄り添おうとする女性を繊細に演じる。章子役は『渇水』で注目を集めた山﨑七海。“未来のわたし”から届いた手紙が彼女の運命を大きく変えていく。さらに物語の核心となる章子の両親を、松坂桃李・北川景子が演じ、重厚な人間ドラマを支える。その他、坂東龍汰(真唯子の恋人・原田勇輝)、細田佳央太(樋口良太)、近藤華(森本真珠)と若手実力派が集結した。

▼特報

■作品情報
タイトル: 『未来』
原作: 湊かなえ『未来』(双葉文庫)
監督: 瀬々敬久
脚本: 加藤良太
出演:
黒島結菜
山﨑七海 坂東龍汰 細田佳央太 近藤華
松坂桃李 北川景子
製作幹事: 東京テアトル/U-NEXT
配給: 東京テアトル
企画・制作プロダクション: 松竹撮影所
公開: 2026年5月

ストーリー:
複雑な家庭環境で育ちながら教師の夢を叶えた真唯子。彼女の教え子・章子のもとに届いた一通の手紙——差出人は「20年後のわたし」。返事を書き続けることで孤独を耐え忍ぶ章子だったが、母の恋人による暴力、壮絶ないじめ、そして信じ難い真実が彼女を追い詰めていく。深い絶望の中、章子が友人・亜里沙と決意するのは「親を殺す」——禁断の計画。真唯子はそんな彼女を救おうとするが、社会の理不尽が二人に迫る。未来から届いた手紙は、希望を導くのか。それともさらなる絶望か——。

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