平田オリザ×深田晃司×二階堂ふみが贈る短編映像『転校生が来た』たった一日の特別上映イベントが決定!

演劇界と映画界を代表する才能がタッグを組んだ短編映像『転校生が来た』が、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)による特別上映イベントとして、入場無料・1日限定で公開されることが決定した。

本作は、演出家・劇作家の平田オリザ、映画監督の深田晃司、そして俳優の二階堂ふみという異色のコラボレーションによる短編映像。物語の舞台は、地方の小学校。ある日、ひとりの「転校生」が教室に現れる。何気ない日常のなかで、子どもたちが彼女の存在を通して「違い」と「共生」について考える——そんな静かな時間が描かれる。

平田オリザが手掛けるリアリズム演劇の手法と、深田晃司監督による繊細な映像演出が融合し、教育現場や地域社会に根ざした“対話のドラマ”を紡ぎ出す。二階堂ふみは、この作品において語り部として登場し、観る者の想像力を刺激するナレーションで作品の世界観を包み込む。

上映は1日限定の特別イベントとして開催され、参加は無料。上映後には登壇者によるトークセッションも予定されており、制作背景や作品が持つ社会的メッセージについて語られる。

UNHCRが掲げるテーマ「誰ひとり取り残さない社会の実現」に呼応する形で生まれた『転校生が来た』は、芸術を通じて“多様性”や“人間の尊厳”を問いかける映像作品として注目を集めている。

■作品情報
タイトル: 転校生が来た
監督: 深田晃司
脚本: 平田オリザ
出演: 二階堂ふみ
製作: UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)
上映形態: 短編映像(入場無料・1日限定上映イベント)

© UNHCR