藤原紀香「ダ埼玉の連中ごときが、何ができるんやろか」神戸市長役で出演!『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』

魔夜峰央による漫画をGACKTと二階堂ふみのダブル主演で実写映画化し、映画界を翔び越えた史上空前の“埼玉ブーム”を巻き起こした『翔んで埼玉』の続編『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が11月23日より公開される。このほど、新キャストとして藤原紀香、川﨑麻世、モモコ(ハイヒール)、山村紅葉の出演が発表された。

滋賀解放戦線のリーダー役で杏、関西を牛耳る大阪府知事役で片岡愛之助、関西の解放戦線メンバーとして堀田真由、くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン、天童よしみ、津田篤宏(ダイアン)、トミコ・クレアらの出演決定に続き、神戸市長役で藤原紀香、京都市長役で川﨑麻世、元大阪府知事役でモモコ(ハイヒール)、京都の女将役で山村紅葉の出演が発表された。

兵庫県・西宮市出身である藤原紀香が演じるのは、ハイカラな街・神戸を率いる妖艶な神戸市長。特別映像では、「ダ埼玉の連中ごときが、何ができるんやろか」と茶目っ気たっぷりに“埼玉ディス”を披露する。さらに、本作では結婚後初となる、夫・片岡愛之助と夫婦役での共演が実現。愛之助扮する大阪府知事・嘉祥寺晃とのまさかの夫婦役にも注目だが、「威風堂々たるこの茶番劇に忠実、かつ真摯に乗っかってみようと決意しました」と力強い意気込みを示している。

そんな大阪・神戸と並んで関西に君臨し、京都に絶対的な誇りを持つ雅な京都市長を演じるのは、京都府出身、昨年デビュー45周年を迎えた川﨑麻世。「京都のプライドや、語尾に含みを持たせた話し方を意識して役作りをしていきました」とコメントし、大阪、京都、神戸のキャラクターたちの関係性にも注目だ。

通行手形制度と謎の施設・甲子園を用いて関西圏を牛耳る、嘉祥寺晃の母親であり、首都を大阪に置く「大阪都構想」を企てていた元大阪府知事を演じるのは、ハイヒール・モモコ(大阪府出身)。「40年間の漫才師としての芸能生活の中で、代表作です。大阪のみなさん!大好きな私がでていますよ?」と自信を覗かせている。そんなモモコは、トラ柄のマントに身を包み、肩にトラを携えたインパクト抜群な姿で、まさに“関西のラスボス”の生みの親のいでたちになっている。

サスペンス界の重鎮、女優・山村紅葉(京都府京都市出身)が演じるのは、“建前”の奥に強烈な本音をひた隠す京都の女将役。「京都生まれ京都育ちで良かったとつくづく感じております」と出演の喜びを語る中、映像では、ニコニコと懇切丁寧な接客をしているかと思えば、前作での百美の名セリフ「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」を彷彿とさせる、「そこら辺の害虫でも食べといたら宜しッ!」と豹変した口調で本音をぶちまける衝撃的なシーンも。

麗(GACKT)や百美(二階堂ふみ)率いる埼玉解放戦線、桔梗魁(杏)率いる滋賀解放戦線に和歌山解放戦線、そして彼らの前に立ちはだかる嘉祥寺ら大阪・京都・神戸の関西軍団。果たして、麗たちの悲願である「埼玉に海を作る」目的は叶うのか、滋賀は解放されるのか、そして、琵琶湖の行方は…!?壮絶な東西対決の行方はさらなる混沌へと向かう…。

『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
2023年11月23日(木・祝) 全国公開
監督:武内英樹
原作:魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」
脚本:徳永友一
出演:GACKT 二階堂ふみ 杏 片岡愛之助 堀田真由 くっきー!(野性爆弾) 高橋メアリージュン 天童よしみ 津田篤宏(ダイアン) トミコ・クレア 藤原紀香 川崎麻世 モモコ(ハイヒール) 山村紅葉
配給:東映

【ストーリー】 ~日本埼玉化計画・第II章 東西対決~ その昔、東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人は自由を求め立ち上がった。麻実麗(GACKT)・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により通行手形制度が撤廃され埼玉は平穏な日常を手に入れた。しかし、それは単なる序章に過ぎなかった…。さらなる自由と平和を求め、埼玉の心をふたたびひとつにするため、埼玉解放戦線は次なる野望へと突き進む。遥か西の地・関西へと飛び火したこの事態は東西の天下を分かち全国をも巻き込む大事件へと発展していく。史上類を見ない壮絶なディスバトルの火蓋が今、切られようとしていた。

©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会