現代アメリカを代表する“犯罪小説の巨匠”ドン・ウィンズロウ原作の短編「犯罪心得一の一（クライム101）」が、ハリウッドの名優陣によって映画化。邦題『クライム101』として、2026年2月13日（金）に日米同時公開が決定した。

物語の舞台は、アメリカ西海岸を走るハイウェイ〈101号線〉。数百万ドル規模の宝石強盗事件が多発する中、【悪者しか狙わず、殺さず、痕跡を残さない】という独自のルールで“完全犯罪”を行う男・デーヴィス（クリス・ヘムズワース）。一方、彼の足跡を追うのは、敏腕刑事ルー（マーク・ラファロ）。4年間にもわたる完璧な犯行の軌跡は、やがてひとりの女性の存在によって崩れ始める——。

保険会社に勤めるシャロン（ハル・ベリー）と手を組み、1,100万ドル（約16億円）相当の宝石を狙うデーヴィス。だがその裏で、犯罪組織の追跡、警察内部の陰謀、そしてルー刑事の執念が複雑に絡み合い、“完璧だった計画”が少しずつ歯車を狂わせていく。

解禁された予告編では、入念に準備を重ねるデーヴィスの姿、白昼堂々と犯罪を遂行するクールな映像、さらに夜のロサンゼルスを舞台にしたバイクチェイスや銃撃戦がスピーディーに展開。ルー刑事が〈101号線上の全事件は同一人物による〉と気づくシーンは、極上スリラーの醍醐味そのものだ。運命的に出会うデーヴィスとルー。車内で交わされる緊張感あふれる会話は、映画『華麗なる賭け』を思わせるほどの知的な駆け引きを見せる。

監督・脚本は『アメリカン・アニマルズ』のバート・レイトン。『アベンジャーズ／エンドゲーム』以来の共演となるクリス・ヘムズワースとマーク・ラファロが再び激突。さらにハル・ベリー、バリー・コーガン、モニカ・バルバロ、ニック・ノルティら、アカデミー賞®に名を連ねる豪華キャストが集結。US版ポスターでは、黒い目出し帽をかぶったデーヴィスの横顔にロサンゼルスの街が浮かび上がり、闇の中に潜む謎を暗示するデザインが印象的だ。

▼予告編

■作品情報
邦題：『クライム101』（読み：クライムワンオーワン）
原題：CRIME 101
公開日：2026年2月13日（金）全国ロードショー／日米同時公開
監督・脚本：バート・レイトン（『アメリカン・アニマルズ』）
原作：ドン・ウィンズロウ「犯罪心得一の一」（ハーパーコリンズ・ジャパン刊『壊れた世界の者たちよ』収録）
出演：クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、ハル・ベリー、バリー・コーガン、モニカ・バルバロ、ニック・ノルティ、ジェニファー・ジェイソン・リー、ほか
製作：ワーキング・タイトル、RAW、ワイルド・ステイト・プロダクション
提供：Amazon MGMスタジオ
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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