宮沢りえ&伊東蒼、9年ぶり“母娘”共演!湊かなえ原作ドラマ『人間標本』第2弾キャスト解禁

Prime Videoで12月19日(金)より世界独占配信される新ドラマシリーズ『人間標本』にて、第2弾キャストとして宮沢りえと伊東蒼の出演が発表された。二人が親子役で共演するのは、第40回日本アカデミー賞で6部門を受賞した映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)以来、9年ぶりとなる。

宮沢りえが演じるのは、主人公・榊史朗(西島秀俊)の幼馴染で“色彩の魔術師”と称される有名画家・一之瀬留美。蝶と同じ「四原色の色覚」を持つギフテッドとして描かれる留美は、物語の重要な鍵を握る存在だ。宮沢は出演にあたり、「10年ぶりとなった伊東蒼ちゃんとの親子のシーンを重ね、留美という役を掴んでいけたと思います」とコメントし、改めて作品への強い手応えを語っている。

一之瀬留美の娘・杏奈役を演じるのは、先月20歳を迎えたばかりの伊東蒼。映画『空白』(21)や『さがす』(22)などで存在感を放ってきた彼女は、本作で天才画家を母に持つ少女を演じる。撮影を振り返り、「純粋な憧れや愛情が激しさを増した時に涙が溢れたり、体の内側から渦を巻くように湧いてくる感情に驚いた」と語り、母娘役としての新たな表現に挑んだ。

原作は“イヤミスの女王”として知られる湊かなえがデビュー15周年を記念して書き下ろした同名小説。「親の子殺し」という衝撃的なテーマを扱った本作は、蝶に魅せられた大学教授・榊史朗(西島秀俊)が、自らの息子を含む6人の少年を“人間標本”にしたと告白する場面から幕を開ける。監督は『余命1ヶ月の花嫁』(2009)、『月の満ち欠け』(2022)の廣木隆一。主演の西島秀俊と、市川染五郎との初共演も注目を集めている。

■作品情報
タイトル:『人間標本』
配信開始日:2025年12月19日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信
話数:全5話(※一挙配信)
出演:西島秀俊、市川染五郎、宮沢りえ、伊東蒼
原作:湊かなえ『人間標本』(KADOKAWA)
監督:廣木隆一
製作:Amazon MGMスタジオ

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