スペイン発・異色のサスペンスロードムービー『サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー』予告編&メインビジュアル解禁!

スペインの俊英アントニオ・メンデス・エスパルサ監督による最新作『サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー』が、2025年10月31日(金)より全国公開されることが決定。併せて本予告映像とメインビジュアルが解禁された。

本作は、マドリードを舞台に繰り広げられるロマンスとサスペンスが交錯するロードムービー。主人公ルシアは、会社の倒産を機にタクシー運転手へと転身。やがて出会う乗客たち、そして“カラフ”と名乗り姿を消した謎の隣人との記憶が、彼女を新たな運命へと導いていく。

公開された予告編では、タクシーに乗り込む多彩な人々や、街を駆け抜けるルシアの姿が切り取られ、幻想と狂乱の空気を漂わせる。さらに、オペラ「トゥーランドット」の名アリア〈誰も寝てはならぬ〉が物語を象徴的に彩り、次第にロマンスから陰謀へとシフトしていく緊張感を煽る。

メインビジュアルでは、マドリードの街を背景に、主人公ルシアの強い眼差しが印象的に配置され、「母はタクシーが好きだった――」というキャッチコピーが観る者に深い余韻を残すデザインとなっている。

監督は、カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞歴を持ち、Variety誌からも「傑作」と評されたアントニオ・メンデス・エスパルサ。主演はゴヤ賞受賞歴を誇るマレーナ・アルテリオ、共演には『パラレル・マザーズ』などで知られる名優アイタナ・サンチェス=ヒホンが顔を揃える。

エスパルサ監督は「日々をただやり過ごしていたルシアが、ついに堂々と表舞台に立つ決意をする。その姿を通じて、マドリードを行き交う女性たちの変貌を描いた」とコメントしている。

▼予告編

■作品情報
タイトル:『サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー』
原題:Que nadie duerma
公開日:2025年10月31日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ 他 全国ロードショー
監督:アントニオ・メンデス・エスパルサ
出演:マレーナ・アルテリオ、アイタナ・サンチェス=ヒホン、ロドリゴ・ポイソン、ホセ・ルイス・トリホ、マリオナ・リバス、マヌエル・デ・ブラス ほか
制作:Aquí y Allí Films
配給:反射光(配給協力:エクストリーム)
仕様:2023年/スペイン・ルーマニア/スペイン語/122分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/字幕翻訳:杉田洋子/R15+

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