大ヒット上映中の『ベスト・キッド:レジェンズ』公開を記念して、8月29日(金)・30日(土)の2日間、主演のジャッキー・チェンが来日。都内劇場を駆け巡り、計11回の舞台挨拶を完走し、ハリウッド俳優として日本最多記録を樹立しました。
最終日となったTOHOシネマズ日比谷での舞台挨拶では、観客の拍手と歓声に迎えられ、満面の笑顔で登場したジャッキー。「全員古き友人です!忙しく世界中を回ってきたけど、昨日ようやく日本に来られました。今日ここにいるのが一番嬉しいです!」と語り、会場の熱気を一気に高めました。さらに「11回は大変だったけど、皆さんと話せるのが嬉しい。もう1回やっても大丈夫!」とユーモアたっぷりに呼びかけ、観客を沸かせました。
2010年のリメイク版『ベスト・キッド』を振り返りながら、脚本完成までの長い年月や若手俳優ベン・ウォンとのトレーニング秘話を披露。「努力は必ず将来の自分を助ける」と若い世代へエールを送りつつ、「私は今年でこの映画の世界に入って64年。全世界のファンの皆さんのおかげでここまで来られた。本当にありがとうございます!」と深い感謝を述べました。
イベント中盤では、自身の映画哲学を「子供たちが安心して観られる作品をつくること」と語り、日本語曲「TOKYO SATURDAY NIGHT」を披露。「結構歌上手でしょ?」と観客に問いかける場面も。さらに昭和・平成に続き、令和の時代にも日比谷に“カンフー手形”を刻み、3時代にわたって手形を残した唯一無二の存在となりました。「また20年後にここへ観に来ましょうか!」と未来への挑戦も力強く宣言しました。
抽選で当選した観客に直筆サイン入りカードを手渡し、握手や抱擁で触れ合う姿にファンは「幸せです!」と涙ぐむ一幕も。最後に「日本に来て映画館で皆さんに会えるのが一番嬉しい。映画を作る力は皆さんが与えてくれるもの」と呼びかけ、「ぜひ映画館で映画を観てください!映画産業を応援してください!“僕、頑張ります!”」と日本語で力強くメッセージを残しました。
■作品情報
タイトル:『ベスト・キッド:レジェンズ』
原題:Karate Kid: Legends
US公開日:2025年5月30日
監督:ジョナサン・エントウィッスル(「このサイテーな世界の終わり」)
脚本:ロブ・ライバー(『ピーターラビット』)
製作:カレン・ローゼンフェルト(『プラダを着た悪魔』)
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェニー・ヒンキー(『ブレア・ウィッチ』)、ラルフ・マッチオ(『ベスト・キッド』『コブラ会』)
出演:ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ、ベン・ウォン、ジョシュア・ジャクソン、セイディ・スタンリー、ミンナ・ウェン
配給・宣伝:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
ストーリー:
最愛の兄を失いNYへ移住した高校生リー(ベン・ウォン)。心を閉ざした彼を導いたのは、カンフーの師・ハン(ジャッキー・チェン)と空手の達人ダニエル(ラルフ・マッチオ)。2人のレジェンドから格闘の哲学を学んだリーは、大切な人を守るため〈真のファイター〉として究極の大会に挑む――。