第二次世界大戦下のドイツ。平和を強く願った一人の牧師が、やがて“ヒトラー暗殺計画”に加担することとなる――。実在した牧師ディートリヒ・ボンヘッファーの半生を描く映画『ボンヘッファー　ヒトラーを暗殺しようとした牧師』が、11月7日（金）より全国公開される。本作の予告編と場面写真がついに解禁となった。

公開された本予告では、ナチス政権下で教会が「帝国教会」と化し、ヒトラーを崇拝する牧師が声高に支配を宣言する姿が描かれる。その中で、ナチスに疑念を抱くボンヘッファーは圧力に屈せず説教を続け、やがてヒトラー暗殺計画に身を投じることを決意。牧師として平和を説き、スパイとして潜入し、暗殺者として命を狙う――。3つの顔を持つ男の信念と葛藤が、緊迫感あふれる映像で描き出されている。

同時に公開された場面写真6点には、国旗の前で思い詰める姿や銃口を向けられる緊張感あふれる場面、同志の牧師やアフリカ系アメリカ人の友人との出会い、そして心安らぐ家族とのひとときなど、ボンヘッファーを取り巻く人々との関わりが収められている。

ナチス台頭の時代、ヒトラーを神のごとく崇拝する聖職者が現れる中、牧師ディートリヒ・ボンヘッファー（ヨナス・ダスラー）は「教会は聖域であり、権力の場ではない」と毅然とした態度を貫く。やがて彼はスパイとして抵抗運動に身を投じ、ユダヤ人大虐殺を止めるべく「ヒトラー暗殺計画」に加担する。信仰と信念を胸に命を懸けて闘う彼に、避けられぬ運命が待ち受けていた──。

▼予告編

■作品情報
タイトル：『ボンヘッファー　ヒトラーを暗殺しようとした牧師』
公開日：2024年11月7日（金） ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督・脚本・製作：トッド・コマーニキ（『ハドソン川の奇跡』『博士と狂人』）
出演：ヨナス・ダスラー、アウグスト・ディール、デヴィッド・ジョンソン、モーリッツ・ブライブトロイ
製作国：アメリカ・ベルギー・アイルランド
言語：英語
上映時間：132分
配給：ハーク
配給協力：フリック

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