コロナ禍に誕生したクリエイター集団“スタジオDOT”によるアニメーション作品『轍を越えてゆけ』が、2025年10月10日（金）よりテアトル新宿にて1週間限定のレイトショー公開が決定しました。本作は約30分の中編アニメーションながら、ファンタジア国際映画祭2025でワールドプレミア上映され、今敏賞（アニメーション部門）にノミネート、さらに観客賞最優秀短編アニメーション部門銅賞を受賞した注目作です。

今回解禁された予告編では、「かつて、少女は兵器として生まれた」という印象的なフレーズから始まり、主人公ライヒトと上官エススの絆や葛藤が描かれます。「失いたくない─、その想いだけが、轍を越えさせる」という力強いコピーが物語を象徴するように響き渡ります。

さらに、監督Vab.png自身が手掛けた新ビジュアルポスターも公開。困難な状況下でも仲間と手を取り合い、一歩を踏み出す希望を感じさせる仕上がりとなっています。

予告編では、虻瀬犬による主題歌「かもめ（feat. 小鳥遊やや）」も初お披露目。本作のために新たに歌唱されたバージョンは、やさしく温かみのある歌声が作品世界を包み込みます。

▼予告編

■作品情報
『轍を越えてゆけ』
2025年10月10日（金）よりテアトル新宿にて1週間限定レイトショー公開（全国順次公開予定）
キャスト：
ライヒト：威戸れもね。／エスス：あさみほとり／グロース：渡部優衣／コメート：大森綺星／ロンメル：川瀬陽太／整備長：小林真奈
監督・脚本・原画：Vab.png
プロデューサー：ふたもく、石巻うつろ
美術設定・色彩設計：CUZ
美術監督：Zote、CUZ
撮影監督：まっしー、CloA
音楽：ZEROKU、虻瀬犬、Mizore、威戸れもね。
主題歌：虻瀬犬「かもめ（feat. 小鳥遊やや）」
企画・制作：スタジオDOT
配給：PIC映像事務所

ストーリー：
世界大戦後。大量に放置された生物兵器「鉄傀」の掃討任務に従事する元兵士ライヒトは、上官であり恩人のエススに想いを寄せていた。しかし任務中、エススは突如姿を消してしまう。裏切りなのか、それとも約束を果たすためなのか──。雪原に踏み出した二人の絆は過酷な運命に試されていく。

© スタジオDOT / PIC映像事務所