江戸川乱歩没後60周年記念プロジェクト「RAMPO WORLD」第1弾!『3つのグノシエンヌ』本予告&本ポスター解禁

江戸川乱歩没後60周年を記念した映画プロジェクト「RAMPO WORLD」より、第1弾作品『3つのグノシエンヌ』が10月3日(金)にシネマート新宿、池袋シネマ・ロサほかで公開されます。このたび、本予告映像とポスタービジュアルが一挙解禁されました。

原案は1925年発表の短編小説「一人二役」。解禁された本予告は、小劇場の売れない役者・西哲郎(松田凌)が後輩役者の悠介(岩男海史)に“架空の人物になりすまし、自分の妻・晴(安野澄)を口説き落とす”という奇妙な遊びを持ちかける場面から始まります。

最初は渋っていた悠介も、舞台の主役抜擢という条件で承諾。手話教室を通じて晴に接近し、関係は深まっていくものの、やがて哲郎の嫉妬と狂気が暴走していきます。ラストに向かって加速する“イビツな愛”の行方が、緊張感たっぷりに描かれています。

「妻が愛したのは――俺ではない俺だった」という意味深なキャッチコピーが印象的。目隠しをした晴を中央に、右に夫・哲郎、左に“純平”に扮した悠介が並び、それぞれが妖しくも不穏な空気を漂わせています。三者三様の視線と構図が、物語の複雑な愛憎を予感させる仕上がりです。

▼本予告

■作品情報
タイトル:『3つのグノシエンヌ』
公開日:2025年10月3日(金)
監督・脚本・編集:ウエダアツシ
出演:松田凌 安野澄 岩男海史 前迫莉亜 岡本照磨 四家光葵 月石しのぶ 富樫明 佐田川舞
原案:「一人二役」江戸川乱歩
配給:アルバトロス・フィルム

ストーリー:
小劇場の売れない役者・哲郎と妻・晴の仲は冷え切っていた。愛人の存在でも満たされない哲郎は、後輩役者・悠介に、架空の人物になりすまし晴を口説き落とすよう依頼。その様子を脚本のネタにしようとするが、悠介と晴の距離が縮まるにつれ、哲郎の心は揺れ動き、狂気が加速していく…。

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