渡辺翔太、畑芽育、吉田鋼太郎らが登壇『事故物件ゾク 恐い間取り』公開前夜祭イベントレポート

7月25日(金)より全国公開される映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の公開前夜祭イベントが、7月24日(木)に丸の内ピカデリーにて開催された。イベントには主演の渡辺翔太(Snow Man)をはじめ、共演の畑芽育、吉田鋼太郎、原作者・松原タニシ、そして中田秀夫監督が登壇し、ファンとともに公開前夜の熱気に包まれた。

イベント開始前には映写機トラブルに見舞われたものの、まるで幽霊の手助けでもあったかのように無事復旧。会場には“ゾク”っとする空気が立ち込める中、キャストたちは本作の象徴でもある“青”をあしらった衣装で登場した。

渡辺翔太が青のセットアップ姿で登場すると、会場からは黄色い歓声が沸き起こる。それに応えるように渡辺は「今日は、歓声が少しだけありましたね」と冗談まじりに挨拶し、「明日から公開なので、みなさんと一緒に盛り上がっていきたいです!」と笑顔で呼びかけた。

畑芽育は「はじめてのホラー映画への挑戦で、右も左もわからない状態での撮影でしたが、支えてくださった皆さんのおかげで今日を迎えられて幸せです」と喜びを語り、吉田鋼太郎は「前作が大ヒットしただけに嬉しさとプレッシャーの両方がありました。皆さん楽しんでください」と心境を明かした。

原作者の松原タニシは、「イベントリハーサル中に映写機トラブルがあったと聞いて、もしかしたら幽霊のいたずらかもしれないですね」と冗談交じりに語り、畑から「松原さんのせいですよ!」とツッコミが入る一幕も。中田監督も「トラブルには驚きましたが、無事に上映できて安心しました」と胸をなでおろした。

また、渡辺が演じる主人公・桑田ヤヒロについて「とにかくピュアで優しい。普段の僕に近いかな」と話すと、会場からは笑いが起こり、「なんで笑ってるの?」と不思議そうな表情で笑いを誘った。

撮影現場のエピソードでは、渡辺が「初対面の鋼太郎さんから“おはよう、翔太”と呼び捨てで言ってもらったとき、かっこいい〜!ってキュンとしました」と振り返ると、吉田は「人によって呼び方を変えてるんですが、翔太って呼んでよかった」とコメント。続けて、畑は「現場で渡辺さんがスタッフさんにみかんの皮をむいてもらっていて“王子様だ!”と思った」と話すと、会場は笑いに包まれた。渡辺は「え、みかんって自分で剥くんですか?」ととぼけて会場を沸かせた。

イベント中盤では、事前にSNSで募集した「本当にあった家の恐い話」が紹介され、会場には悲鳴が響いた。さらに松原が所有する事故物件で撮影された心霊映像もスクリーンに映し出され、瓶がひとりでに動くシーンには、キャストも観客も戦慄。「映画にぜひ使ってください」と松原が語ると、次回作への期待も膨らんだ。

最後に登壇者からメッセージが贈られ、渡辺は「いよいよ公開です。僕も夏の始まりを実感しながら頑張ります!」と力強くコメント。畑は「たくさんの方に観ていただきたいです」、吉田は「ゾクッと、ホロッとしに劇場に来てください」と観客に呼びかけ、松原は「事故物件のイメージが変わるかもしれません。ぜひ語り合ってください」、中田監督は「口コミで広げていただければ。4DXや絶叫上映も楽しんで」とアピールし、イベントを締めくくった。

■映画情報
『事故物件ゾク 恐い間取り』
公開日:2025年7月25日(金) 全国公開
監督:中田秀夫
原作:松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズ(二見書房)
出演:渡辺翔太(Snow Man)、畑芽育、吉田鋼太郎、山田真歩、じろう(シソンヌ)、加藤諒、金田昇、諏訪太朗、佐伯日菜子、ますだおかだ、なすなかにし、河邑ミク、松原タニシ、大島てる、田中俊行、亀本ゆず、笹原妃菜、櫂作真帆、森直子、笹原妃栞、正名僕蔵、滝藤賢一 ほか
配給:松竹

©2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会