ディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』の8月1日(金)公開を前に、共立女子大学・共立女子短期大学にて大学生限定のトークイベントが開催され、日本版声優キャスト陣がサプライズ登場。約400人の学生たちが大歓声で迎えました。
本作は、地球で孤独を抱える少年エリオが何光年も離れた宇宙の星で、心のつながりと自分らしさを見つけていく感動のファンタジー・アドベンチャー。今回のイベントは、未来を担う若者たちに“自分らしさを愛する勇気”を伝えるべく企画されました。
登壇したのは、オルガ役の清野菜名、グライゴン役の松山ケンイチ、ウゥゥゥゥ役の野呂佳代、メルマック役のマユリカ中谷、そしてカール・セーガン役を務めた宇宙飛行士の野口聡一。
清野さんは「皆さんと楽しい時間を過ごせたらと思っています!」と元気にあいさつ。松山さんは「グロードン、可愛かったっしょ。僕の息子!僕がお父さん!」と冗談交じりに会場を和ませました。野呂さんは「こんちわぁ!!ノリが一緒で良かったです(笑)」と明るく挨拶し、中谷さんも「キャーー!って言っていただいて、ありがとうございました!(笑)」と学生たちの熱狂ぶりに感謝。野口さんは「皆さん、宇宙に行きたいかー!?」と会場を一気に盛り上げました。
事前に作品を観た学生から寄せられた感想が紹介されると、キャスト陣はひとつひとつに丁寧にコメント。清野さんは「自分を大切に思ってくれている存在に気付けた」と感想に共感し、野呂さんは「自分の服がよくセールになる(笑)けど、それも個性だと受け止めた」と自身の体験を交えて語りました。野口さんは「皆さんの感想は本質を突いている。みんなに単位あげます!」と場を和ませつつも作品のメッセージに深く共鳴していました。
また、松山さんはグロードンの声を演じた佐藤大空さんの演技を絶賛。「純粋で、フォルムも、しぐさも、声も可愛い。僕、鼻高々です」と“親バカ”ぶりを披露し、笑いを誘いました。
イベント終盤では「孤独」との向き合い方や「自分らしさ」について学生たちと本音で語り合う場面も。
清野さんは「学生時代だからこそ挑戦できることがある。好きなものにまっすぐ進んでほしい」と熱いエールを送りました。松山さんは「成功も失敗もあるけれど、自分を肯定してくれる映画だと感じた」と経験を重ねて語りました。
野呂さんは「俯瞰して見ることで孤独感が薄れる」とアドバイスし、中谷さんは「孤独を感じたら助けを求めるのも大切」と東北旅行でのエピソードを披露。野口さんは「“今のままで価値がある”と思うことが大切」と、自分らしさを肯定する力について語りました。
学生からの質問に答えるコーナーでは、「“コミュニバース”に何を持っていくか?」という質問に、清野さんは「親友」、松山さんは「山・海・鼻毛切り」と独自のチョイス。野口さんは「自分に合った枕」と宇宙飛行士らしい視点を披露しました。
最後に「もう一度声優をするならどの役を演じたいか?」という問いに、清野さんは「エリオ」、松山さんは「メルマック」、野呂さんは「グロードン」、野口さんも「メルマック」と回答し、イベントは笑顔と拍手に包まれながら幕を閉じました。
■作品情報
『星つなぎのエリオ』(原題:Elio)
2025年8月1日(金) 全国劇場公開
監督:マデリン・シャラフィアン、ドミー・シー、エイドリアン・モリーナ
製作:メアリー・アリス・ドラム
製作総指揮:ピート・ドクター
日本版声優:川原瑛都(エリオ)、清野菜名(オルガ)、佐藤大空(グロードン)、松山ケンイチ(グライゴン)、野呂佳代(ウゥゥゥゥ)、渡辺直美(オーヴァ)、マユリカ中谷(メルマック)ほか
日本版エンドソング:「リボン」 Performed by BUMP OF CHICKEN
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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