吉沢亮「今年の吉沢は血を求めすぎ!?」と自虐ネタも!『ババンババンバンバンパイア』大ヒット御礼舞台挨拶レポート

大人気コミックを実写映画化した話題作『ババンババンバンバンパイア』の大ヒット御礼舞台挨拶が、7月15日に新宿ピカデリーで開催された。登壇したのは、主人公・森蘭丸役の吉沢亮、純真無垢な少年・立野李仁役の板垣李光人、そして本作のメガホンを取った浜崎慎治監督。夏らしい涼しげな浴衣姿で現れたキャスト陣に、満席の観客からは大きな拍手が送られた。

吉沢は「撮影現場で共演者から『観ましたよ』と声をかけてもらって、皆さんが本当に楽しんでくれているのが伝わってきて嬉しいです」と手応えを口にし、板垣も「SNSなどでたくさんの反響をいただいて、本当に届いている実感があります」と笑顔。さらに、「実は昨日も浴衣を着ていて、二日連続なんです。日本の夏を感じています!」と会場を和ませた。

浜崎監督からは「『国宝』との温度差で風邪を引きそうという声も(笑)」と報告があり、吉沢も「今年の吉沢亮は血を求め過ぎと言われています」と自虐コメント。板垣は「その血を求める一人になれて光栄です!」と笑いを誘った。

SNSで寄せられた「蘭丸&李仁のハンドシェイクを再現してほしい」というリクエストに、1年ぶりとは思えない完璧なタイミングで応えた二人。さらに、「相手を“いい男”だと感じた瞬間」について問われると、吉沢は「李光人には余裕がある。23歳にしてあの安定感はすごい」と称賛。板垣は「いつも衣装を褒めてくれて、嬉しいです」と感謝の気持ちを述べ、吉沢も「彼の洋服に対する愛が伝わってくるから、つい目が行ってしまう」と優しさあふれる言葉を返した。

浜崎監督は、自身の娘から「蘭丸の走り方が良かった」と言われたエピソードを披露。「台本にはなかったシーンだけど、吉沢さんの提案で生まれました」と語ると、板垣も「面白いし、美しい。新しいジャンル」と絶賛。また、バトルシーン撮影中に空に雷が走ったことにも触れ、「天気まで変えちゃう。神か!?」と吉沢の“神通力”に驚いていた。

浜崎監督は「家族で観られるピュアな愛の詰まったコメディです。大切な人とぜひ」とアピール。板垣は「真っすぐで愛おしい登場人物たちが、一途な愛を教えてくれます。暑い夏を笑いで吹き飛ばして」と呼びかけた。吉沢は「愛するものに熱量を注ぐことの素晴らしさを描いた作品です。推しキャラを見つけて何度でも観ていただけたら」とさらなるヒットを願った。

■映画情報
タイトル:『ババンババンバンバンパイア』
公開中
出演:吉沢亮、板垣李光人、原菜乃華、関口メンディー、満島真之介、堤真一、音尾琢真、映美くらら、笹野高史、眞栄田郷敦
原作:奥嶋ひろまさ『ババンババンバンバンパイア』(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
監督:浜崎慎治
脚本:松田裕子
主題歌:imase「いい湯だな 2025 imase × mabanua MIX」(Virgin Music / ユニバーサル ミュージック)
配給:松竹

©2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会
©奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022