7月25日（金）に公開を控える映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の夏祭りイベントが、7月13日（日）に新宿・霞関山本覚院太宗寺で開催された。主演の渡辺翔太（Snow Man）、ヒロインの畑芽育、そして原作者の松原タニシが浴衣姿でサプライズ登壇し、会場は“事故物件ムード”一色に染まった。

イベントは、子どもたちによる「SERIOUS ゾクゾクダンス」でスタート。そこへ、浴衣姿の松原タニシが登壇し、独特な自己紹介で観客を引き込む。「現在7軒同時に事故物件に住んでいます。これまで24軒に住みました」と語ると、ゾクっとする怪談を披露。内見中にロフトへ上がると“髪の毛がびっしり詰まっていた”という実体験や、握手した相手のメガネが割れた“心霊現象”の音声が流れると、会場からは本物の悲鳴が飛び出した。

その後、渡辺と畑が登場すると観客の興奮は最高潮に。渡辺は「サプライズ登場なので反応が心配でしたが、黄色い声援ありがとうございます！」と感謝の気持ちを述べた。畑も「たくさんの方に来ていただけて嬉しいです。短い時間ですが楽しんでください」と笑顔で挨拶。会場には大きな虹がかかり、渡辺が「映画ヒットの予感がします！」と喜びを爆発させる場面も。

ホラー初挑戦の渡辺は、「撮影中に照明が割れたり、金縛りに遭ったりと不思議な出来事が続きました」と語る一方で、「畑さんの涙の演技が毎テイク同じタイミングで出るのが怖かった」と畑を絶賛。畑も「試写で観たとき本当に怖かったです。涼しい映画館で“涼”を感じてほしい」と本作の魅力を語った。

また、お気に入りのお化けシーンを問われると、渡辺は「5歳のお化け役の子にずっと膝に乗られていた」、畑は「旅館のお化けが切なくて好き」、松原は「恐いメイクのおばあさんから“出演ありがとうございます”と挨拶された」と、撮影時の裏話も明かされた。

最後に観客へ向けて、松原は「この夏一番ゾクっとする映画です。観たら事故物件を借りたくなりますよ」と冗談交じりにアピール。畑は「恐くて夏にぴったりな作品」、渡辺は「皆さんの夏のイベントのひとつとして楽しんでもらえたら嬉しいです」とメッセージを送り、イベントは熱気と恐怖に包まれて幕を閉じた。

■映画情報
タイトル：『事故物件ゾク 恐い間取り』
公開日：2025年7月25日（金）全国公開
監督：中田秀夫
原作：松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズ（二見書房）
出演：渡辺翔太（Snow Man）、畑芽育、吉田鋼太郎 ほか
配給：松竹

©2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会