櫻井海音、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずきが登壇!「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクト『【推しの子】-The Final Act-』舞台挨拶

2025年7月12日(土)、65年の歴史に幕を閉じる「丸の内TOEI」にて、「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトの一環として、映画『【推しの子】-The Final Act-』の上映後舞台挨拶イベントが開催されました。満席の観客の前に登壇したのは、アクア役の櫻井海音さん、ルビー役の齊藤なぎささん、有馬かな役の原菜乃華さん、黒川あかね役の茅島みずきさんの4名。それぞれが映画への想いと劇場への感謝を語り、温かい拍手に包まれるひとときとなりました。

櫻井さんは「何度も見てくださった方も、初めての方も、またこの舞台に立てて幸せです。65年の歴史に敬意を表して、楽しんでいきたいです」と感慨深く語り、齊藤さんは「歴史ある瞬間に【推しの子】のみんなと立てて嬉しいです」と笑顔で挨拶。

原さんは「半年以上経っても愛してくださって嬉しい。思い出深い劇場と“さよなら”は寂しいけど、キャストと過ごせてハッピーです」と心境を明かし、茅島さんも「撮影と舞台挨拶で来たこの場所でまた皆さんに会えてうれしいです」と、劇場への愛着を示しました。

トークでは、役作りや撮影秘話も飛び出しました。主演を務めた櫻井さんは「主演と知らされたのはクランクイン2日前。現場でどう立ち振る舞うか試行錯誤でした」と明かし、客席を驚かせました。

齊藤さんは「ルビーは明るさと闇を併せ持つ役。周りに支えられて演じきれました。アイドル役も楽しくて、“またステージに立ってるのが見られて嬉しい”という声が嬉しかった」と喜びを語ります。

原さんは「撮影と並行してレコーディングやダンス練習があり大変だったけど、濃密で宝物のような時間でした」と振り返り、茅島さんは「クールに見られがちですが、あかねの内気で可愛らしい面に共感しながら演じました」と語りました。

また、劇中劇「15年の嘘」の舞台挨拶シーンが実際に撮影された丸の内TOEIのステージに立ちながら、出演者たちは「スモークがすごかった」「あの時の控室では爆睡していた」など、撮影中のエピソードで会場を沸かせました。

劇中アイドルグループ「B小町」の思い出にも花が咲き、原さんは「あのちゃんとなーたんに引っ張ってもらって頑張れました」と語り、齊藤さんも「寝ながら現場入りして、青春って感じでした」と笑顔を見せました。「またライブをやりたいね」と話すと、客席からも拍手が巻き起こりました。

イベントの最後には、4人からのメッセージが観客に贈られました。
「皆さんに温かく迎えていただき、【推しの子】が愛されていることを実感できて幸せです」(茅島さん)
「半年経っても作品の話をしてくださる方が多く、大切な思い出になりました」(原さん)
「やはりスクリーンで観る特別感は素晴らしい。何度でも楽しんでいただけたら」(齊藤さん)
「65年の歴史ある劇場でまたこの仲間と立てることができて幸せです」(櫻井さん)

舞台挨拶の後、キャストは客席に手を振りながら笑顔で降壇。劇場の歴史と共に刻まれる、温かく感動的なイベントとなりました。

■映画情報
『【推しの子】-The Final Act-』
原作:赤坂アカ×横槍メンゴ「【推しの子】」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
出演:櫻井海音、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき ほか
配信:各種配信プラットフォームにて配信中

■「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクト
開催期間:2025年5月9日(金)~7月27日(日)
会場:丸の内TOEI(東京都中央区銀座3-2-17)

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 【推しの子】-The Final Act-製作委員会
提供:東映株式会社