人間を一瞬で凶暴化させるウイルスの感染者が人間ではないものに変わり果てた28年後の恐ろしい世界で感染を逃れたわずかな人間たちの命がけのサバイバルを、アカデミー賞受賞監督のダニー・ボイルが徹底したリアリティと緊張感・臨場感を追求して映画化したサバイバル・スリラー『28年後…』が、6月20日より公開されることが決定した。併せて、特報映像が披露された。
監督のダニー・ボイルと脚本家のアレックス・ガーランドが、シリーズ1作目となる『28日後…』で描きたかったのは、現実に起こり得るパンデミックの恐怖。超自然的な生き返った死体“ゾンビ”ではなく、ウイルスに感染して凶暴化した“生きる人間”たちの物語だ。
出演は、『クレイヴン・ザ・ハンター』でマーベル史上最もバイオレンスなヴィランを演じたアーロン・テイラー=ジョンソン、『ザ・メニュー』、『ハリー・ポッター』シリーズの実力派俳優レイフ・ファインズ、『最後の決闘裁判』のジョディ・カマーといった豪華キャストが顔をそろえる。十数年ぶりに本シリーズで再タッグを組むダニー・ボイルとアレックス・ガーランドは、本作のプロデューサーとしても名を連ねている他、『28日後…』で主役を演じ、『オッペンハイマー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーがエグゼクティブ・プロデューサーとして本作に参加している。
場面写真は、感染を逃れた人間たち(アーロン・テイラー=ジョンソン、アルフィー・ウィリアムズ)が武器を片手に、何かから必死で逃げ惑う様子をとらえたもの、山詰みにされた人間の頭蓋骨を前に、顔も体も汚れまみれの男性(レイフ・ファインズ)の姿、さらに、あばら骨が浮き出るほど痩せこけた感染者(とみられる)の衝撃カット。本作で描かれる世界は、世界的パンデミックを経験したわれわれ人類に向けられた“黙示録”なのか?それとも…。
『28年後…』
2025年6月20日(金)全国の映画館で公開
監督・プロデューサー:ダニー・ボイル
脚本・プロデューサー:アレックス・ガーランド
エグゼクティブ・プロデューサー:キリアン・マーフィー
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン レイフ・ファインズ ジョディ・カマー アルフィー・ウィリアムズ