河部真道による漫画「鬼ゴロシ」を、生田斗真主演で実写化するNetflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』が、2月27日より世界独占配信される。このほど、本作の音楽を布袋寅泰が務めることが発表され、予告編とキーアートが披露された。
原作は、地方都市・新条市を舞台に、妻と娘を奪われた殺し屋である主人公の復讐劇を圧倒的な熱量と迫力のバイオレンス描写で読者を惹きつける衝撃作。
生田斗真演じる主人公・坂田周平は、裏社会を震撼させてきた伝説の殺し屋であったが、殺された愛する妻と娘との平穏な暮らしのため、引退を決意する。家族にしか見せないような娘への微笑みは何よりも坂田が守りたい幸せそのものだったが、事態は一変。坂田が暮らす怪しい街・新条市を裏で牛耳る謎の組織「奇面組」に、突如愛する家族を殺されてしまう…。
瀕死の状態になりながらも、鬼の形相で「いつか必ず、全員殺す」と決意する坂田の復讐相手「奇面組」。セキュリティ会社社長・伏勘太(東出昌大)、新条警察署捜査一課の刑事・篠塚孝太郎(髙嶋政伸)、クリーニング会社社長・竹本誉(田中美央)、そして日本初の本格カジノを備えたリゾート施設の建設を計画する新条市市長・春原龍(尾上松也)と、一見社会に順応し、表向きは清廉潔白な生活を送っているようにみえるこの4人こそが、坂田が復讐を固く誓った悪党集団であり、己の大義や私利私欲のために蛮行の限りを尽くす「奇面組」であった。
足を洗った坂田だったが、再び手にとった武器はマサカリ一本。マサカリ一つで敵を殲滅していく。病院で暴れ、清掃工場で暴れ、アジトであるビルに一人で突入して暴れ、とにかく暴れまくる。
愛する家族全員を奪われていたと思っていた坂田だったが、娘のりょう(當真あみ)は、隠し切れない変態性が滲む伏に深い愛情で育てられていたのだ…。怒りが最高潮に達した坂田は、もう誰にも止めることができない。何人の敵を相手にしても、何発の弾丸に撃たれても止められない復讐の“鬼”となった坂田は、りょうを取り戻すことができるのか…?不気味な笑みを浮かべながら「これが新条の鬼」と言い放った春原が見たものとは…?
日本を代表するギタリストでありロックミュージシャン・布袋寅泰がこの超過激な復讐劇を音楽で盛り上げることが発表された。クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』をはじめとする数多くの映画音楽も手掛ける彼のギターによって、生田が演じる坂田のノンストップ・アクションは、さらに感情の深みを増し、大胆な復讐劇へと進化を遂げる。予告編でも布袋のギターが鳴り響く。
キーアートは、なぎ倒した敵を下敷きに、マサカリ片手に真っ直ぐと敵を見据えるかの如く鎮座する坂田。醸し出される狂気的な覚悟と恐ろしさに、これからはじまる想像もつかない復讐劇に期待が高まる。
Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』
2025年2月27日(木)世界独占配信開始
監督・脚本:田中征爾
原作:河部真道「鬼ゴロシ」
音楽:布袋寅泰
出演:生田斗真 東出昌大 田中美央 當真あみ 駿河太郎 木竜麻生 竹中直人 音尾琢真 髙嶋政伸 尾上松也