AI裁判を題材にした前作『センターライン』で、国内映画祭9冠及びサンフランシスコインディペンデント映画祭・審査員賞、ロンドン国際フィルムメイカー映画祭・最優秀編集賞、芸術文化選奨新人賞を受賞し、自身も現役AIエンジニアである下向拓生監督の最新作『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』が、2025年1月10日より3部作連続公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルが披露された。
『センターライン』のサイエンス/エモーションを受け継ぎながらも、全く新しい検事ドラマエンターテイメントへと進化した本作。それぞれ個性豊かな近未来のミステリーが展開する意欲的な3部作となっている。
主演は、『センターライン』でも主人公、米子天々音(よなごあまね)を演じた吉見茉莉奈が同役で続投。本作の相棒はスマート検察官バッジのAI“テン”。人間とAIがタッグを組んで事件に挑むSF法廷エンターテイメントだ。
個人の趣味嗜好を学習した分身AI(デジタルツイン)が普及した平成39年。AIを被告人として起訴可能とする法律が施行され、知能機械犯罪公訴部に配属された新任検事、米子天々音。米子の相棒となる、 喋る検察官バッジ“テン”、少々ドジな庶務“阿倍野”と出会い、ともにAI犯罪事件の捜査を開始する…。
『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 01 ペルソナ』
2025年1月10日(金)よりロードショー
『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 02 名前のない詩』
2025年1月24日(金)よりロードショー
『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 03 faith』
2025年2月7日(金)よりロードショー
監督・脚本・編集:下向拓生
出演:吉見茉莉奈 大山真絵子 入江崇史 澤谷一輝 大前りょうすけ 津田寛治
配給:サンタバーバラ・ピクチャーズ
【ストーリー】
『01 ペルソナ』 スマホアプリ上で自分に似合う服を試せる着せ替えアプリ。米子検事最初のAI事件の被疑者は、自死した女性の容姿を模したマネキンAI。そのAIは取り調べで「私は殺されたんです。」と供述する。自死の原因となった有害ガスを準備したのは、女性本人か、それともマネキンAIか。人とAIのアイデンティティの境界線を探りながら捜査を続ける米子。AIに心はあるのか…そこまで迫る未来が描かれる。
『02 名前のない詩』 人気インディーズバンドyusquaのボーカルが通り魔事件に巻き込まれた。彼のスマホにインストールされた歌詞生成AIが、事件の一部始終を目撃していた。しかし曲を聞かせて歌詞を生成することでしか、その証言を聞き出すことができない。気持ちがバラバラになってしまったバンドメンバーは、曲づくりを通じて、米子と共に事件の手がかりを追う。“この胸に突き立てた君”とは誰なのか?彼が狙われた理由とは?歌詞の謎を紐解く中で見えてきた、人の業と絆。清々しい音楽と、ミステリーが交錯する新感覚音楽サスペンス。
『03 faith』 島崎前市長(津田寛治)に医療機器入札を巡る贈収賄疑惑が浮上。電子通貨“ラウンドコイン”での1500万円の送金が確認される。米子は特捜部の三国と共に捜査を始めるが、送金者サカナシモリトが自宅で死亡していることが発覚。古びた彼のアパートで米子は、“ジンコウチノウ”と名乗るAIと出会う。サカナシモリトはどうして死亡したのか、どうやって1500万円を用意したのか、“ジンコウチノウ”は何を知っているのか。AIは、頼れる相棒か、排除すべき敵か。正義のために信じるべきものとは?
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