小室哲哉(Key)、宇都宮隆(Vo)、木根尚登(Gt,Key)の3人により1983年5月に結成された音楽ユニット・TM NETWORKのドキュメンタリー映画『TM NETWORK Carry on the Memories -3つの個性と一つの想い-』が、2025年春に公開されることが決定した。
TM NETWORKは1984年4月21日にシングル「金曜日のライオン」でデビューし、1987年、アニメ「シティーハンター」のエンディングテーマである「Get Wild」で初のオリコンシングルチャートベスト10入りを果たすなど、人気を不動のものとした。今もなお音楽番組などで数々のアーティストにカバーされ、2024年10月には「オリコン週間ストリーミングランキング」で累積再生数1億回を突破し大きな話題となった。
2022年、40周年プロジェクトの序章となるツアーでは、TM NETWORKファンの通称が入った“FANKS intelligence Days”をタイトルに掲げ、Day1~9を開催。そして、40周年イヤーとなる2024年にかけての記念ツアーとして、引き続き、“FANKS intelligence Days”を冠に、DEVOTION、STAND 3 FINAL、YONMARUと3本の全国ツアー、Day10~40を開催。全40本・計17万人を動員し多くのファンを魅了した。
本作は、そのDay10~40の31本のツアーに密着し、300時間もの彼らの軌跡を凝縮したドキュメンタリー映画である。
今回の映画化にあたり、小室哲哉が総合演出&音楽監督を務めることが決定。小室が楽しんで作曲したと語る10曲にも及ぶサントラ楽曲とともに、これまで明かされなかったTM NETWORKの素顔がスクリーンで観られるのか、期待される。
■TM NETWORK コメント
到達点と思っていた40周年。あっという間にアリーナツアーも終わり半年、僕らはまだまだ音楽にふれる毎日を過ごしています。そんな時、40th Projectの素顔を思い出す記憶の映像が300時間届きました。笑顔と音楽に溢れる40本のツアーのコンセプト、組み立てからリハーサル、選曲、旅の先々での限りなくプライベートに近い何気ないひとりごと、語り合い、スタッフとのコミュニケーション、FANKSたちの数々の想い、など。改めて作品とはひたすらな積み重ねである、と。皆さんもぜひ一緒に記憶をCarry on!
■小室哲哉(総合演出・音楽監督) コメント
劇版、サントラは好きな仕事のひとつなので、編集やドキュメントなりのストーリー作りなどにも参加させてもらいながら、楽曲はオフラインの映像を映しながら、楽しんで作りました。TM NETWORKのアンプラグド3部作を中心に、3人のただの雑談でもプライベートならではの話しなども沢山あるので、ドラマチックに言葉が残るように作曲しました。サントラ楽曲だけでも10曲はあります。オープニングからぜひ盛り上がって僕らのロードムービーにお付き合いください。
『TM NETWORK Carry on the Memories -3つの個性と一つの想い-』
2025年春公開
総合演出・音楽監督:小室哲哉
出演:TM NETWORK(小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登)
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