恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』の“その後の物語”を、『エイリアン』を監督した巨匠リドリー・スコット自身の製作によって映画化となる『エイリアン:ロムルス』が、9月6日より公開される。このほど、US版予告編が披露された。
リドリー・スコット(『エイリアン』)、ジェームズ・キャメロン(『エイリアン2』)、デヴィッド・フィンチャー(『エイリアン3』)など、映画界のレジェンドがメガホンをとってきたシリーズ最新作の監督に抜擢されたのは、『ドント・ブリーズ』の鬼才フェデ・アルバレス。時系列的には『エイリアン』と『エイリアン2』の間に位置する新作だが、これらの偉大なる過去作の世界観を守りつつも、全く独立したストーリーが語られる。「もしどの『エイリアン』も観たことがないのならば、これは、その1本を見る素晴らしい機会になる」というアルバレス監督の言葉が、映画史に輝く“恐怖のレガシー”の新たなる幕開けを高らかに宣言する。
物語の舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。映像では、無力な若者たちが一縷の望みをかけ足を踏み入れたその先で、絶望という名の恐怖を目撃していく様子が映し出される。薄暗い宇宙ステーションを探索する彼らの元に、静かに、それでも確かに迫りくるのは、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”。映像では、鼓動のような不穏なサウンドが鳴り響く中、突如、進化するエイリアンの第三形態・チェストバスターが今にも胸部を突き破ろうとしてきたり、クモのような見た目の第二形態・フェイスハガーが勢いよく飛びかかり口から寄生しようとしてきたり、さらには最終形態・ゼノモーフが襲い掛かろうとしてきたりと、歴代作品でもお馴染みのエイリアンたちが次々登場。得体の知れない恐怖が若者たちを絶望の淵へと追いやっていく。
そして映像の後半には、叫び声を上げる若者たちの悲痛な表情がサイレントで次々と浮かび上がり、孤立無援な彼らの状況を表す「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」という、第1作『エイリアン』公開時にも大きな話題を呼んだ、あまりに無慈悲で恐ろしいコピーも。彼らは一体何を目にし、何を聞いたのか?宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”から逃げ切り生き延びることができるのか?逃げ場のない密室空間で描かれる戦慄の瞬間の数々、一瞬たりとも目が離せないスリル溢れる展開は、映画館という暗闇密室空間がより臨場感を高め、まさに大スクリーンで体験すべき作品に昇華させてくれる。
『エイリアン:ロムルス』
2024年9月6日(金)全国公開
監督:フェデ・アルバレス
製作:リドリー・スコット
出演:ケイリー・スピーニー デヴィッド・ジョンソン アーチー・ルノー イザベラ・メルセード
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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