田中泯「最悪か悪かの選択なら悪を選ぶ」欲望渦巻くポリティカル・サスペンス『フクロウと呼ばれた男』予告編

田中泯、新田真剣佑共演による、国家の裏側・タブーに切り込んだ社会派政治ドラマ『フクロウと呼ばれた男』が、4月24日よりディズニープラス「スター」にて独占配信される。このほど、予告編とメインビジュアルが披露された。

あらゆるスキャンダルを、センセーショナルな事件を、時にもみ消し、時に明るみにさらして解決してきた国家の黒幕、その名も“フクロウ”こと大神龍太郎。ダークヒーローさながら「道筋を正すため」と暗躍を繰り返す父親に反して、対極な生き方で「正義」を掲げる、大神龍。そんな大神家と親交の深かった次期総理候補の息子が謎の死を遂げ、龍太郎は国家の裏側から、龍は真正面から、政界に潜む巨悪の正体へと近づいていく。金、名声、女、権力…あらゆる欲がうごめく世界で、それぞれがたどり着いた衝撃の結末とは?騙し合いの連続に、先の読めない展開…壮大なスケールで贈るポリティカル・サスペンスが誕生した。

予告編は、暗闇のトンネルで裸の男が何者かから逃げ走るシーンから始まり、冒頭からこの作品を象徴する緊迫感とサスペンス感が醸し出されている。「最悪か悪かの選択なら、悪を選ぶ」と語る、この国を裏で操る“フクロウ”と呼ばれるフィクサー・大神龍太郎と、「俺は、この国も、父さんの正義も信じない」と言う、父の生き方に逆らう息子・大神龍。次期総理候補の息子の死をきっかけに、愛と欲望が渦巻く政界をめぐる陰謀に巻き込まれ、「この国のために、為すべきことを為す」とばかりに、“真の正義”をかけてぶつかり合う親子を中心に、2人を取り巻く一癖も二癖もあるキャラクターたちの姿が収められている。

メインビジュアルは、大神龍太郎と龍の対極的な人物像がまざまざと現れている。視線をそらしながら、背後の深い闇の中でそびえる大神龍太郎(田中泯)と、まっすぐにこちらに眼を向け、差し込む光に照らされる大神龍(新田真剣佑)。そんな親子の下で、象徴的な国会議事堂と崩壊した東京の夜景に火の粉がふりかかり、まるで国が政界に押しつぶされているような様子が映し出され、まさに本作の世界観を表現した仕上がりとなっている。

■田中泯(大神龍太郎役) コメント
家族を殆どかえりみず走ってきた男は気がつけば、世界の矛盾が自分に最も近い環境に迫っている。僕は芸術の中でもどちらかといえば前衛に挙手した人間で、この役はある意味でかけ離れているのかもしれません。フィクサーとは大変興味深い存在でドキドキする立場が与えられました。『フクロウと呼ばれた男』大神龍太郎と息子の龍との距離感、初共演ながら真剣佑さんと記憶に残る時が作れたのでは!と思っています。見たら是非感想を聞きたいような気分なのです。

■新田真剣佑(大神龍役) コメント
今回、僕が演じた大神龍という役は権力を嫌い正義を貫こうとする人間です。撮影中は作品のテーマとなる「正義」とは何かを考えながら演じました。父親役の田中泯さんとは初共演でしたが、現場では優しく接していただき、大変楽しい日々を過ごす事ができました。騙し合いの連続に、先の読めない展開で手に汗握る事間違い無しです。『フクロウと呼ばれた男』ぜひ楽しみにしていてください。

『フクロウと呼ばれた男』
2024年4月24日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信
演出:森義隆 石井裕也 松本優作
エグゼクティブ・プロデューサー・脚本:デビッド・シン
出演:田中泯 新田真剣佑 安藤政信 長谷川京子 中田青渚 萬田久子 二階堂智 ハイディ・バーガー 池田良 結城貴史 柳英里紗 あこ 大坊健太 尚玄 淵上泰史 忍成修吾 土屋キュウ 久藤今日子 浦浜アリサ 大西信満 野村祐人 片山萌美 川瀬陽太 吉澤健 中野英雄 木村多江 長塚京三 大友康平 益岡徹 原田美枝子 中村雅俊

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