深夜のガソリンスタンドは血濡れた“狩場”だった!絶望と恐怖の一夜が幕を開ける!『ハンテッド 狩られる夜』2024年2月公開!

『ハイテンション』や『ヒルズ・ハブ・アイズ』などの傑作で、ホラー界に衝撃を与えてきた鬼才アレクサンドル・アジャが製作、『マニアック』のフランク・カルフンが監督を務めた『Night of the Hunted(原題)』が、邦題『ハンテッド 狩られる夜』として、2024年2月23日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルが披露された。

不倫相手と一夜を過ごし、深夜に夫の元へと家路を急ぐアリス。偶然立ち寄った人里離れたガソリンスタンドには、どこにも店員の姿がない。仕方なく店を出ようとしたその時、突然どこからか銃弾が飛んできて腕を負傷、彼女を心配し店内に入ってきた不倫相手も撃ち殺されてしまう。どこから狙われているのか?犯人の目的は?残虐無比なスナイパーの餌食となってしまった彼女の人生最悪の夜が始まる…。

製作を務めたのは、『ハイテンション』や『ヒルズ・ハブ・アイズ』など数々の残酷な衝撃作でその名を轟かせてきたフレンチ・ホラー界の鬼才、アレクサンドル・アジャ。『ハイテンション』を彷彿とさせる理不尽な物語の始まりや、容赦ないスナイパーの仕打ちはアジャのスタイルが色濃く反映されている。監督はアジャの盟友であり、イライジャ・ウッドが新境地を見せたことでも話題となった80年代のカルトホラーのリメイク『マニアック』で知られるフランク・カルフン。フレンチ・ホラー界の無慈悲な最狂タッグが、逃げ場なしの極限のシチュエーションで繰り広げられる、一瞬たりとも気の抜けないサバイバル・スリラーの新たな傑作を生み出した。

原案はスペインのインディーズ・スリラー映画『シャドウ・スナイパー』。設定に惚れ込んだプロデューサーの一人が監督に企画を打診し、孤立無援のガソリンスタンドでスナイパーにひたすら狙われ続けるという設定を最大限に活かしながら、コロナ禍後の混沌とした社会を舞台にすることでアメリカ社会の“今”を物語に反映させつつ、よりスリリングかつより残酷に映画を生まれ変わらせた。

主人公のアリスを演じたのは、『屋敷女』のコンビが監督を務めた水中ホラー『ザ・ディープ・ハウス』で注目を集めたカミーユ・ロウ。ヴィクトリア・シークレットやルイ・ヴィトンなど数々のハイブランドのモデルも務めてきたカミーユだが、本作では製薬会社でSNSマーケティングを担当し、好きでもない同僚と不倫する性悪女を好演。血だらけでボロボロな姿になりながらも、店内の物を駆使するなどして、必死に生き抜こうともがく姿が印象的だ。

予告編で、不穏な空気を纏ったBGMをバックに映し出されるのは、車から漏れるガソリン、周りに血が飛び散ったキリストの置物、急いで店を後にしようとしたアリスを突然襲う銃弾…。彼女を探しに来た不倫相手も、背後からの狙撃の餌食となってしまい孤立無援の状況に陥ったアリス。助けを求めたトランシーバーの通信相手はなんと彼女の命を弄ぶスナイパーだと分かりより一層、絶望的な状況へと追い込まれていく様子が伺える。自分とアリスは同類だと告げるスナイパー。彼女が執拗に狙われる理由が見え隠れする、2人の会話にも注目だ。

ポスタービジュアルは、血がべったりと付いた手で口元を覆うアリスの表情と、「息もできない」という彼女のギリギリの精神状態が想像できるキャッピコピーから、突然スナイパーの標的となり絶望の淵に追い込まれた恐怖心と、いつどこから銃弾が飛んでくるか分からない張り詰めた緊張感が伝わってくる。血濡れた夜を彷彿とさせる真っ赤な背景には、店内でスナイパーの餌食となった不倫相手の死体が転がっており、より一層彼女の置かれた絶望的状況を強く感じ、この血と恐怖で染まった夜がどんな結末を迎えるのか、期待が否応なく高まるデザインとなっている。

本作をいち早く鑑賞した、人間食べ食べカエルと、zombie手帖のホラーオピニオンリーダー2名からの絶賛コメントも寄せられた。

■人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー) コメント
身体を出したら狙撃で即死。このルールを徹底的に遵守しながら多彩な見せ場とスリルを作る。今後のシチュエーション・スリラーは、これを手本にしてほしい。

■zombie手帖(ゾンビ映画ウォッチャー) コメント
渋めのスパニッシュ・スリラーを原作にスリル&バイオレンス大増量! こんなにシンプルなのに、こんなに胃をキリキリさせるとは!

『ハンテッド 狩られる夜』
2024年2月23日(金・祝)よりシネマート新宿ほかロードショー
監督:フランク・カルフン
製作:アレクサンドル・アジャ
出演:カミーユ・ロウ
配給:トランスフォーマー

【ストーリー】 製薬会社フィンザーでSNSマーケティングを担当するアリスは、不倫相手の同僚との密会後、夫の元へと深夜に家路を急いでいた。道中人里離れたガソリンスタンドに立ち寄ったが店内に従業員の姿はない。仕方なく店を出ようとしたその時、突然どこからか銃弾が飛んできて腕を負傷、スマートフォンも撃ち壊されてしまう。彼女が戻らないのを心配し、店内に入ってきた不倫相手も射殺され、パニックに陥るアリス。なぜ彼女は狙われるのか…?助けを呼ぶ手段もない、逃げ場もない絶体絶命の状況の中、目的の分からない残虐無比なスナイパーとの悪夢のような一夜が幕を開ける…。

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