「あいつらに見つかったら終わりだからな!」窪田正孝が見たものとは…『スイート・マイホーム』予告編

2018年、「第13回小説現代新人賞」を受賞した注目の女性作家・神津凛子の同名デビュー作を、主演・窪田正孝、監督・齊藤工で映画化する『スイート・マイホーム』が、9月1日より公開される。このほど、予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となった。

冬が厳しい長野。スポーツインストラクターの清沢賢二(窪田正孝)は「まほうの家」と謳われた一軒のモデルハウスに心を奪われる。寒がりの妻と娘のために、たった一台のエアコンで家中を隅々まで暖められるというその家を建てる決心をする賢二。新居が完成し、家族に二人目の娘も加わって、一家は幸せの絶頂にいた。ところが、その家に越した直後から奇妙な出来事が起こり始める。

現在開催中の第25回上海国際映画祭GALA部門や、7月には第22回ニューヨーク・アジアン映画祭コンペティション部門への出品が新たに発表され、海外での評価も高まっている本作。

今まで唯一公開されている映像の特報では、主演の窪田正孝や蓮佛美沙子、奈緒、窪塚洋介らが、「何かに見つかったら終わり」というところまでは語られていたものの、その多くは謎に包まれていた。

極寒の長野に住むスポーツインストラクターの清沢賢二(窪田正孝)は、愛する妻・ひとみ(蓮佛美沙子)と幼い娘たちのために念願の一軒家を購入する。“まほうの家”と謳われたその住宅の地下には、巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという。理想のマイホームを手に入れ、充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家だったが…。

予告編では、やっと手にした幸せの象徴でもあるマイホームで何か事件が起こり、血相を変えて帰宅する賢二に始まり、次のシーンでは誰かの死体が…。妻ひとみのアリバイを賢二に聞き出そうとする警察。一方のひとみも「誰かに見られている感じはずっとあった」と恐怖に怯え、さらに「家に誰かがいた」と主張する。そんな中、赤ん坊の次女・ユキが忽然と姿を消す。「お前、何も見えてないのか。あいつらに見つかったら終わりだからな!」と兄・聡(窪塚洋介)に叱責され、子供を探しに賢二が地下に向かうと…。

予告が映し出しているのはまだストーリーの序盤。本編ではさらに身の毛立つ恐怖へと転じていく。周囲で起きる関係者たちの変死事件。そして蘇る、賢二の隠された過去。その「家」には何があるのか、それとも何者かの思惑なのか。最後に一家が辿り着いた驚愕の真相とは?

また先日、尾崎世界観が書き下ろした主題歌「返光(Movie Edition)」を、yamaが歌唱することが発表されたが、予告でついにその楽曲の一部を公開。予告の中盤で流れる「返光(Movie Edition)」は、どこか狂気と懐かしさを孕んだ世界観の中にも切なさに溢れた珠玉のバラード。祈りにも通ずるyamaの歌声が感情に訴えかけてくる楽曲となっている。

本ビジュアルは、賢二の背後のシルエットに、賢二・ひとみ・聡の3人に加え、賢二たちが住む「まほうの家」を建築する住宅会社社員の本田(奈緒)や、賢二の長女・サチが重なり合っている。それぞれの表情は、キャラクターの心情をあらわしたような、濃密な「秘密・謎・不気味さ」が渦巻くホラー・ミステリーを予感させるデザインとなっている。特にサチが両手で顔を覆いながらも“何か”の存在を凝視しているカットは、重要なキーとなりそうだ。本ビジュアルデザインはイラストレーター・羽鳥好美が書き下ろした本作の世界観を表現したイラストを元にグラフィックデザイナー・大島依提亜が手掛けたものとなっている。

また、賢二が地下室を覗き込む印象的なティザービジュアルでデザインされたムビチケ前売券(カード)が本日より発売。オンライン通販用の特典は齊藤監督が撮影した窪田正孝・蓮佛美沙子・奈緒・窪塚洋介のポートレート写真のポストカードとなっており、各キャストの魅力が引き出されたものとなっている。また、劇場販売用の特典は、本ビジュアルを手掛けた大島依提亜が、イラストレーター・サイトウユウスケと共に創り出したオルタナティブビジュアルのポストカードとなっている。「まほうの家」を温めるエアコンを中心に本作の登場人物たちが意味ありげな目線をこちらに向けている引き込まれるデザインとなっている。詳細は公式HPにて。

『スイート・マイホーム』
2023年9月1日(金)より、全国公開
監督:齊藤工
原作:神津凛子「スイート・マイホーム」(講談社文庫)
出演:窪田正孝 蓮佛美沙子 奈緒 中島歩 里々佳 松角洋平 根岸季衣 窪塚洋介
配給:日活・東京テアトル

【ストーリー】 冬が厳しい長野。スポーツインストラクターの清沢賢二(窪田正孝)は「まほうの家」と謳われた一軒のモデルハウスに心を奪われる。寒がりの妻と娘のために、たった一台のエアコンで家中を隅々まで暖められるというその家を建てる決心をする賢二。新居が完成し、家族に二人目の娘も加わって、一家は幸せの絶頂にいた。ところが、その家に越した直後から奇妙な出来事が起こり始める。赤ん坊の瞳に映るおそろしい影。地下室で何かに捕まり泣き叫ぶ娘。「家」を取り巻く恐怖の連鎖は家族だけに留まらず、関係者の怪死などに波及し始め、そして予想を超えた衝撃の結末に向けて加速していく。

©神津凛子/講談社