岡田将生と清原果耶の冴えない生活を送る姿が明らかに!?『1秒先の彼』追加場面写真

チェン・ユーシュン監督による台湾アカデミー賞最多受賞作を、監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎の初タッグが、岡田将生と清原果耶をW主演でリメイクする『1秒先の彼』が、7月7日より公開される。このほど、追加場面写真がお披露目となった。

『1秒先の彼』は台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』の日本版リメイク。男女のキャラクター設定を反転&舞台を日本・京都に移し、何をするにも人よりワンテンポ早いハジメ(岡田将生)とワンテンポ遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語。

場面写真では、冴えない生活を送るハジメとレイカの姿が明らかに。みんなより1秒早いテンポで生活するハジメはせっかちな性格で躊躇しない性格のため、友達はラジオだけ。夜な夜な発泡酒片手にひとりラジオと の会話を楽しんでいる。また鴨川で出会った路上ミュージシャ ン・桜子(福室莉音)とのデートでも、自撮りで目をつむってしまう…。一方の「消えた1日」の秘密を握る、何でも1秒遅いレイカのキャラクターも徐々に明らかになってきた。レイカは大学を留年し続けて現在7回生の25歳。毎日郵便局にやってきては、とある宛先に手紙を送り続けている。そして、バイト先のスーパーで売れ残った鍋焼きうどんをごちそうに、静かにラジオを聴くという地味な生活をおくっている。みんなより1秒遅いので、ガスコンロを点火する際も必然的にゆっくりな動作になってしまう。美男美女の岡田と清原が、せかせかしたり、もたもたしたりして絶妙に冴えないキャラクターになり切る姿は必見。

そして今回、羽野晶紀と加藤雅也扮するハジメの両親の姿も初公開。ある花火の日の夜「そうめんの薬味のミョウガとパピコを買いに行く」と言って家を出て以来、帰ってこなくなった父・平兵衛と、そんな父を捜索しようとする母・清美の姿が捉えられている。

映画では、ハジメの「大事な1日」と「大事な人」というふたつの“なくしてしまった物”が描かれることになるが、果たしてこのなくし物たちは冴えない日々を送るハジメにどんな奇跡を起こすのか?ファンタジックな恋のお話だけではない、ほろ苦くも優しい家族の物語も楽しめる一作となっている。

そして、5月5日より全国上映映画館(※一部劇場除く)にて、ムビチケが発売開始に。また、同日14時よりセブンネット限定グッズ付きムビチケの予約受付が開始される。セブンネット限定グッズは、タイトルロゴがあしらわれた「オリジナルランチトートバッグ+アクリルキー ホルダー」となっている。

『1秒先の彼』
2023年7月7日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:山下敦弘
脚本:宮藤官九郎
出演:岡田将生 清原果耶 福室莉音 片山友希 しみけん 笑福亭笑瓶 松本妃代 伊勢志摩 柊木陽太 加藤柚凪 朝井大智 山内圭哉 羽野晶紀 加藤雅也 荒川良々
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに、「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。ある日街中で路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった…!? “消えた1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカのようで…。

©2023『1秒先の彼』製作委員会