ラース・フォン・トリアー監督の盟友ウィレム・デフォーも怪演を披露!『キングダム エクソダス〈脱出〉』予告編

90年代、全世界を震撼させ、熱狂的ファンを生んだ伝説のホラーシリーズで、四半世紀を経て完結させるラース・フォン・トリアー監督の最新作『キングダム エクソダス〈脱出〉』が、7月28日より公開される。このほど、予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となった。

夢遊病者のカレンは、助けを呼ぶ謎の声を夢に見てキングダムにたどり着き、カレンは病院に憑く呪いを解くために、病院の用務係のブルザー、心臓外科医のユディットと手を組むが、悪魔の力に反撃されてしまう。一方、キングダムに赴任してきて間もないスウェーデン人医師のヘルマー・ジュニアは、亡くなった父スティグ・ヘルマーの秘密を探り始めるが…。

予告編は、『キングダムⅠ&Ⅱ』のダイジェスト映像から開幕。懐かしいキャストの姿も見られる中、インパクト大のポスタービジュアルにも登場する一人の老婆が、吸い寄せられるように巨大病院キングダムの入口を通り抜けると、いきなり懐かしいテーマ曲が鳴動。90年代に世界を震撼させたホラーシリーズの世界観へ一気に引き込まれる。その後も、超自然現象、奇怪な儀式、ソープオペラさながらの医師と患者たちのドタバタ劇が繰り広げられ、「フォン・トリアー作品で最も告白的かつ暴露的だ!(Roger Ebert.com)」「常軌を逸したキャラクターや設定に彼の美学が貫かれている。(Variety)」といった海外レビューにも嘘偽りのない濃厚な内容となっている。

また、シリーズの「お約束」ともなっているスウェーデン人とデンマーク人のいがみ合いをネタにした会話も健在で、往年のファンの頬を緩ませるだろう。後半には、フォン・トリアー監督の盟友ウィレム・デフォーも衝撃(笑撃)の登場で怪演を披露。さらに、『キングダム』シリーズといえば、やはりウド・キアの怪演を抜きにしては語れないが、本予告では「善も悪もあることを心得よ」というフォン・トリアー監督本人からの意味深なメッセージの後、背後からキアの顔がうっすらと浮かび上がる様が観られる。もはやファンならずとも期待せずにはいられない予告に仕上がっている。

『キングダム エクソダス〈脱出〉』
2023年7月28日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開
※『キングダムⅠ』&『キングダムⅡ』のデジタル修復版も一挙公開予定
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:ボディル・ヨルゲンセン ミカエル・パーシュブラント ラース・ミケルセン ニコラス・ブロ アレクサンダー・スカルスガルド ウド・キア
配給:シンカ

【ストーリー】 夢遊病者のカレンは、助けを呼ぶ謎の声を夢に見てキングダムにたどり着き、カレンは病院に憑く呪いを解くために、病院の用務係のブルザー、心臓外科医のユディットと手を組むが、悪魔の力に反撃されてしまう。一方、キングダムに赴任してきて間もないスウェーデン人医師のヘルマー・ジュニアは、亡くなった父スティグ・ヘルマーの秘密を探り始めるが…。

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