森七菜「ただでさえ眠れない夜はしんどいんだから、面白くしよう!」“夜のお楽しみ会”を発足!『君は放課後インソムニア』本予告編

2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載中のオジロマコトによる漫画を、映画『東南角部屋二階の女』 (08)やテレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(21)の池田千尋監督が森七菜、奥平大兼W主演で実写映画化する『君は放課後インソムニア』が6月23日より公開される。このほど、本予告編&主題歌、本ポスタービジュアルがお披露目となった。

「富士山さんは思春期」、「猫のお寺の知恩さん」で一瞬のきらめきのような思春期を描ききったオジロマコトが手掛ける「君は放課後インソムニア」は、石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(なかみ・がんた)が、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春ストーリー。2019年に放送されたNHKの情報番組で「大人だってキュンキュン心が潤う青春漫画」と大絶賛され、KANA-BOONのフロントマン・谷口鮪やお笑い芸人のケンドーコバヤシもテレビ番組でおススメの青春漫画として紹介するなど、各方面から熱い眼差しが注がれる注目の作品だ。2023年に放映予定のTVアニメ版はライデンフィルムが制作、若手気鋭の池田ユウキが監督を務め、すでにアニメファンからは放送を待ち望む声が高まっている。

“眠れない”という悩みをもつ高校生の伊咲(森)と丸太(奥平)は、互いにその秘密を周囲に打ち明けられずにいた。そんな二人は、唯一の眠れる場所・天文台で出会い、伊咲は丸太に「ただでさえ眠れない夜はしんどいんだから、面白くしよう!」と提案する。 “夜のお楽しみ会”を発足し、「不眠症(インソムニア)」という共通の秘密が二人を繋いでいく。しかし天文台を勝手に使用していたことがばれてしまい、「部室としてなら使用許可が出る」という元顧問の倉敷先生と彼女に紹介された天文部のOB・白丸先輩のアドバイスのもと、2人は休部となっている天文部を復活させることを決意する。唯一の居場所である天文台を守るため、星空の写真を撮ることなった二人は友人や家族など周囲の人々を引き込みイキイキと取り組んでいくが、ある日、ずぶ濡れの様子で皆に頭を下げる丸太の姿が。丸太を慰める伊咲だったが、彼女もある不安を抱えていることを打ち明ける。そんな彼女に丸太は「曲(まがり)が眠くなるまで話しかける」とラジオを通じて夜通し語りかけ、ある挑戦を決意する。そんな二人を、今回初公開となるTOMOOの書き下ろし主題歌「夜明けの君へ」が満点の星空と共に優しく包み込む。

本ポスタービジュアルは、2人が花火を見つめる印象的なシーンが切り取られている。

『君は放課後インソムニア』
2023年6月23日(金)より、全国公開
原作:オジロマコト「君は放課後インソムニア」(小学館)
監督:池田千尋
出演:森七菜 奥平大兼
配給:ポニーキャニオン

【ストーリー】 石川県七尾市。九曜高校1年の中見丸太(なかみ・がんた)は不眠症に悩んでいた。そんなある日、学校の使われていない天文台を見つける。決めた、ここ俺の場所にしよう。だがそこには先客がいた。同じクラスの曲伊咲(まがり・いさき)。「昼休みとかここに来てこっそり寝てるの。わたしだけの、秘密の場所」なんと伊咲も、丸太と同じように不眠症に悩んでいた。クラスではろくに話したこともないけれど、不眠症という秘密で繋がった二人は、休み時間や放課後になると天文台で一緒に昼寝していくようになる。さらに二人は、眠ることの出来ない退屈な夜、街を散歩するように。「こんな景色が見られるなら、眠れないのも悪くはないね」しかし、そんな二人が天文台を勝手に使っていた事がばれてしまい、天文台が立ち入り禁止の危機に迫られる。寂しい表情を見せる伊咲に丸太は決意する。「俺が天文部の部員になればここにいられますか」伊咲との居場所を守るために。

©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会