トラウマ必至!2.5トンの血のりが画面を真っ赤に染める!『オオカミ狩り』予告編

第47回トロント国際映画祭ミッドナイトマッドネス部門に正式出品され、ほかジャンル映画祭を席巻。強烈な残酷描写ゆえ本国ではR18+に指定された本作が、まさかのR15+で日本に上陸する海上監獄バトルロイヤル『オオカミ狩り』が、4月7日より公開される。このほど、2.5トンの血のりがほとばしる、トラウマ必至レッドバンド予告編がお披露目となり、ジャンル映画マスターたちよりコメントが寄せられた。

フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”。太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染める。そして、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。果たして、生き残るのは……。

韓国映画史上最も残酷な映画と言われる本作のレッドバンド版の予告編は、ソ・イングク扮する極悪犯罪人・ジョンドゥが口内に忍ばせていた針金で手錠を外すや否や、ジョンドゥが(人を)刺す、(耳を)かじる、(煙草を)吹かす!迷いなく刺すだけでなく、敢えてゆっくりとナイフを刺していったりと、殺人という行為自体を楽しむその下劣さは一級品。2.5トンの血のりが画面を真っ赤に染める!ジョンドゥの全身に施されたタトゥーも堪能できる映像だ。残酷なのはジョンドゥだけかと思いきや、途中から参戦する怪人が加わった途端、更にパワーアップした残酷さにこちらは絶望せざるを得ない。「ここは地獄だ」というセリフが表す通りまさに地獄絵図だ。「無条件に残酷でグロい」(Dread Central)、「文句なしのスプラッター大作」(jimschembri.com)、「残虐で血生臭い映画」(Stuff.co.nz)、「凄まじい五感攻撃」(Nightmare on Film Street)と、数々の媒体からのバイオレンス・サバイバル・アクション映画としては最高クラスの賛辞が並べられる。劇場へ足を運ぶのが心配なあなたは是非この映像でまずは耐久テストをしてから劇場での鑑賞に臨んでほしい。

▼ジャンル映画マスター コメント(五十音順)

■葦見川和哉(映画・映画音楽ライター)
誤解を恐れずに書こう。なんて景気のいい映画なんだ!犯罪者集団、警察、そして“怪人”が入り乱れる移送船内は、誰がいつどのように退場するか全く予想がつかないカオスな状況。あっと驚く展開とタガの外れすぎた流血シーンの連続に、気分がハイになること間違いなし。さあ、あなたも血飛沫舞い散る地獄の船内へ。

■氏家譲二(ナマニク)(文筆家)
「人って本気でブン殴ると壊れるんだな……」徹底的に蹂躙される人体。予想をはるかに超える残虐行為。真っ赤に染まっていくスクリーン。死ぬためだけに存在しているかのような登場人物たち。ここまでやられると暴力に陶酔してしまう。青い海に浮かぶ、血袋と化した船!なんて気分がいいんだ!

■岡本敦史(ライター)
その顔を一度見たら決して忘れられない名バイプレイヤー、チェ・グィファ。抜群の存在感と柔軟な演技力を誇る彼が、まさかこんな血も涙もない最凶最悪のモンスター役で、全世界を震え上がらせる日が来るとは……!!もしかしたら「韓国の嶋田久作」の誕生を、我々は目撃しているのかもしれない。

■加藤よしき(ライター)コメント
本年度、出血度No.1(たぶん)!怪人の鉄拳で人体が豆腐のようにブッ壊れまくる!血みどろですが、どろんこ遊び的な楽しさと痛快さに溢れた1本です!やっぱり血のりは真っ赤な清涼飲料水!スクリーン越しにザバザバ血を浴びて、乾いた体を潤しましょう!

■末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)
近年のエクストリームホラーの隆盛に韓国からトドメを刺しに来た痛快作。過剰なまでの血と暴力の応酬に茫然自失の2時間、盛大に血祭りにあげられる為に生き抜いていく登場人物達の絶望の断末魔がスクリーンに眩く焼き付けられる!全方位くまなく阿鼻叫喚の状況下、一体どいつがブチ殺し切れるのか!の地獄展開に身震いせよ!

■2号(暴力映画大好きツイッタラー・noter・ライター)
凄惨な血と暴力の物語が予測不能の方向へドライブする。最高!画面の全てが赤く染まるような異常な出血量と強烈なバイオレンス、そしてソ・イングクの怪しげな魅力に脳がクラクラと気持ちよくなる。映画は人が死ねば死ぬほど面白い。そして『オオカミ狩り』は人がたくさん死ぬ!2023年のベスト出血多量はこいつだ!

■人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
近年稀に見る圧倒的出血量!どんな攻撃をしても必ず血飛沫が舞う!人間って大当たりの間欠泉なんだ!!死に様がとにかく豪快で、不快さはなくむしろ爽快。怪人と狂人が入り乱れ、死体だけがひたすら増え続ける超快作です!!

■ホラー映画取締役
極悪囚人と警察の監獄バトルに息をのんでいたら謎の改造人間乱入で思わず吹き出す。「え、何この超展開!?」と混乱と興奮でカオス状態になるもなす術なく血飛沫を浴び続ける。『オオカミ狩り』は文字通りの“血祭り”だ!!

■まきのゆうき(Webライター)
殴る!撃つ!叩く!裂く!斬る!割る!殺す!…筆舌に尽くし難い残虐描写の畳み掛けで、中盤以降はもはや警察も犯罪者も”血の入った袋”にしか見えなくなってしまいました。次はどの血袋から血が吹き出るのか…?そう考えると死の前にはどんな人間も平等なのかもしれません。

『オオカミ狩り』
2023年4月7日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本:キム・ホンソン
出演:ソ・イングク チャン・ドンユン ソン・ドンイル パク・ホサン チョン・ソミン コ・チャンソク チャン・ヨンナム チェ・グィファ
配給:クロックワークス

【ストーリー】 2022年、フィリピン・マニラ。現地で逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”が釜山港に向けて出航した。長年、凶悪犯罪を担当してきたベテラン刑事の約20人が護送官として乗船。釜山では、海上交通管制センターで海洋監視システムを設置。万全な体制により、韓比共同護送計画(プロジェクト名:オオカミ狩り)が進められた。監獄化した貨物船には、13名に対する殺人および殺人教唆、強姦罪に問われ第一級殺人犯として国際手配されたジョンドゥ(ソ・イングク)、特殊暴行17件で赤手配者のドイル(チャン・ドンユン)など極悪非道な犯罪者たちが収容されていた。その夜、密かに脱走を企てていたジョンドゥと刑事として紛れ込んでいたジョンドゥの一味により暴動が勃発。船上は武器を手にした犯罪者たちで溢れかえる。仲間以外は誰であろうと容赦なく殺める犯罪者たちと彼らに立ち向かう警察。そこに、眠っていた“怪人”が目を覚まし、熾烈な戦いが幕を開ける。地獄の航海から生き残るのは誰か…。

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