プロ野球チームの凄腕スカウトを主人公とした物語で、現在もグランドジャンプにて連載中、単行本も13巻まで刊行されている人気沸騰中の野球漫画をムロツヨシ主演でドラマする「ドラフトキング」がWOWOWにて4月8日より放送、配信される。このほど、予告編とゲストキャストの場面写真がお披露目となり、併せてYouTubeにて第1話の先行無料配信が決定した。
一見、華やかで熱いスポーツの世界には、一般には知られることのない<裏側>がある。単に才能を見抜くではなく、選手たちの人生に寄り添い、彼らの葛藤や苦悩を分かち合うのもスカウトの務めだ。裏方の流儀や誇りをも作品を通して描いていく。仕事に毎日汗を流す社会人なら誰しもが共感し、熱くなれる、新たなスポーツドラマが誕生。スカウトたちによる交渉、駆け引き、裏切り、熱き戦い…次の原石を見つけ出すのは一体誰だ?
予告編では、「スカウトの究極の仕事はドラフトキングの発掘じゃ」「俺たちスカウトがホントにやるべきは選手の完成形を予見すること」「先入観は捨てろ。自分の目だけで見極めろ」といった、郷原や下辺の“スカウト”ならでは台詞の応酬が続く。スカウトの対象である選手を巡り激しくぶつかり合う神木を前に郷原は「裏金持って来い!」と衝撃的な台詞を言い放つ。果たしてその真意とは。また「お前1人が入団することで、誰か1人がクビになる。そういう厳しい世界だ」と“夢”を与えるだけではないスカウトの実情や、プロの世界の厳しさが垣間見え、日頃から選手たちと向き合うスカウトたちならではの、葛藤や苦悩も感じられる。そこからは、観客や視聴者が表で見ることのできる感動や栄光の裏にある、プライドとプロフェッショナリズムを胸に、献身的に汗を流している、スカウトたちの生き様が見えてくる。町田啓太演じる社会人野球の有力選手・阿比留一成のプレー映像や、3日間におよぶ大規模な野球オーディションを経て出演に至った桂木康生(生田俊平)、真田丸謙吾(中山翔貴)、仲眞大海(兵頭功海)ら、選手役キャストたちの気迫のこもったプレーシーン、さらには、スカウト部の熱いぶつかり合いも垣間見え、「ぶっ潰してやる…」と不敵に笑う毒島の姿も。「ドラフトキングを掴んだのはどっちか。勝負はこっから」と選手獲得をめぐる激闘を予感させる郷原の台詞で幕を閉じ、放送・配信への期待がグッと高まる予告編に仕上がっている。
また、場面写真では、ゲストキャストもたっぷり確認できるものになっている。さらに4月1日正午よりWOWOW公式YouTubeチャンネルにて第1話の先行無料配信も決定した。
連続ドラマW-30「ドラフトキング」
2023年4月8日(土)より、WOWOWにて放送・配信スタート【第1話無料放送】 【無料トライアル実施中】
原作:クロマツテツロウ「ドラフトキング」(集英社「グランドジャンプ」連載)
監督:山本透(第1~2話、第5~10話)、吉川祐太(第3~4話)
脚本:鈴木謙一
音楽:櫻井美希
出演:ムロツヨシ 宮沢氷魚 平山祐介 藤間爽子 川久保拓司 阪田マサノブ 上地雄輔 伊武雅刀 でんでん 大鷹明良 生田俊平 増永樹 町田啓太 田中要次 高橋努 仙道敦子 中山翔貴 木戸大聖 きたろう モロ師岡 須藤理彩 阿部亮平 兵頭功海 福松凜 八木将康 高品雄基
【ストーリー】 「横浜ベイゴールズ」のスカウト・郷原眼力、独善的で毒舌家だが、自他ともに認める凄腕。特定のエリアを持たずに全国を所狭し、と飛び回る。彼の狙いはその確かな“眼”で隠れた才能を見出し、その年のドラフト会議で選ばれた選手の中のNo.1である「ドラフトキング」を引き当てること。元プロ選手で現在はひたむきに選手たちと向き合う新米スカウトの神木良輔や、スカウト部の部長で人情派の下辺陸夫らスカウト部メンバーは、郷原とも激論を交わしながら、チームの強化に向けて奮闘していく。様々な葛藤や問題を抱えた高校球児や社会人野球の選手たちを前に郷原はどのような獲得策を講じるのか…。一方で目的達成のためなら手段を厭わず“ハブ”の名で恐れられる、郷原の宿敵「大阪ホワイトタイガース」のベテランスカウト・毒島竜二もまた逸材獲得に向けて闘志を燃やし、暗躍する。郷原たちは、原石を見出し、「ドラフトキング」を獲得することができるのか?熱きスポーツビジネスエンターテインメントが開幕する。
©クロマツテツロウ/集英社