松岡茉優「真っ直ぐな心に撃ち抜かれて」W主演の宮本エリアナを絶賛!「灰皿を投げられるんじゃないかなと…」

ドラマ「MIU404」や、映画『罪の声』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子が、松岡茉優&宮本エリアナをW主演に迎えて描く新作オリジナルドラマ「連続ドラマW フェンス」が、3月19日よりWOWOWにて放送&配信される。このほど、3月16日に新宿ルミネゼロにて完成披露試写会が行われ、キャストの松岡茉優、宮本エリアナ、そして脚本の野木亜紀子が登壇した。

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本作は、日本ドラマ史上初の肌の色の違う女性バディが、復帰50年を迎えた沖縄を舞台に性的暴行事件の真相を追うエンターテインメント・クライムサスペンス。雑誌ライターのキーこと小松綺絵を演じた松岡は、オファーがあったときの気持ちについて、「これは逃げられない。逃げてはいけないなってご縁を感じて。作品の内容も俳優をやっていて向き合える話ではないし、勇気がいるところだったんですけど、もう私も大人だし、責任を持ってこの役と向き合いたいなって。今、実際に起こっていて、それに巻き込まれたり、取り組んだりされている方がいるものを、エンタメとしてお届けするっていう責任はある」と、覚悟を決めて本作に臨んだことを明かした。

米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜を演じた宮本。本作が初演技となった宮本は、オーデションで役が決まったそうで、「素直に決まった時はうれしかったですけど、不安が大きくて。長崎出身なので沖縄の方言もいけるのかなと。役がブラックミックスの女性だったので、自分を演じようと思って。若い時の嫌な気持ちとかを思い出しながら」本作の役を演じたという。

初出演したドラマの共演者が「松岡さんで良かった」と述べた宮本は、「ドラマの世界を知らなかったので、監督から灰皿を投げられるんじゃないかなと思っていて(笑)。それぐらい不安だったんですけど、現場の方たちもすごい優しくて。安心して自由に演じられた」と笑顔で撮影を振り返った。

松岡は宮本の初印象について、「初対面の時に二人で話したんですけど、エリアナさんの真っ直ぐな瞳と真っ直ぐな心に私も撃ち抜かれて。桜さんはいろいろな思いを抱えながら大人になった人だけど、エリアナさんの真っ直ぐさと桜さんの共鳴は私も見たい!ってその時に思いました」と真剣な表情で当時を思い返していた。

「連続ドラマW フェンス」
2023年3月19日(日)午後10時より、WOWOWにて放送・配信スタート(全5話)※第1話無料放送 ※無料トライアル実施中
監督:松本佳奈
脚本:野木亜紀子
出演:松岡茉優 宮本エリアナ 青木崇高 與那城奨(JO1) 比嘉奈菜子 佐久本宝 ド・ランクザン望 松田るか ニッキー 新垣結衣 Reina ダンテ・カーヴァー 志ぃさー 吉田妙子 光石研

【ストーリー】 雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があったのだ。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、桜の経営するカフェバーMOAIへ行き、観光客を装って接近。桜の祖母・大嶺ヨシ(吉田妙子)が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。一方でキーは、都内のキャバクラで働いていた頃の客だった沖縄県警の警察官・伊佐兼史に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った“ある真相”に辿り着く。キーが見つけた事件の真相とは?