世界各国で上映禁止!現在も論争を呼び続ける映画史上最大の問題作が奇跡の復活!『食人族 4Kリマスター無修正完全版』予告編

モラルも、常識も、人間性さえも完全無視、情け容赦ない残酷描写の連続で見る者を無限地獄に突き落とす映画史上最も悪名高い禁断のバイオレンス・レジェンド。鮮烈な映像に痛烈な文明批判を込め、全世界でカルト的人気を誇る鬼才ルッジェロ・デオダートが、持てる狂気のすべてを爆発させて創り上げたイタリア残酷映画『食人族 4Kリマスター無修正完全版』が5月5日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

男女4人のアメリカ人ドキュメンタリー撮影隊が“グリーン・インフェルノ”と呼ばれる南米アマゾン奥地を探索中に消息を絶った。救助隊が結成され、現地に向かうが、未開のジャングルの奥地で食人族の村に辿りつき、無残にも白骨化した遺体を発見する。一体、その村で何が起こったのか?捜索隊が持ち帰った撮影済フィルムを現像し、上映すると、そこには想像を絶するおぞましき光景が記録されていた。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をはじめとする“ファウンド・フッテージ・モキュメンタリー”映画のルーツにして、イーライ・ロス監督の『グリーン・インフェルノ』の原点。世界各国で上映禁止&フィルム没収、ビデオの発売中止騒動など、40年以上に渡りトラブルと訴訟の数々を巻き起こし、常にセンセーショナルでスキャンダラスな論争を呼び続ける映画史上最大の呪われた問題作が、4Kリマスターのクリアな映像と無修正完全版の衝撃とともに奇跡のリバイバル。今も全く色褪せない衝撃の地獄絵図を正視できるか…?

■高橋ヨシキ(アートディレクター/映画評論家)コメント
『食人族』は詩情に溢れたビューティフルな作品であり、過度にショッキングでコントロヴァーシャルな映画史上の特異点でもある。イタリアン・ネオレアリズモとマカロニ・ウェスタンの薫陶を受けた故・ルッジェロ・デオダート監督の流麗で野蛮でクレバーな“映画作り”それ自体が持つ圧倒的な強度にあなたは打ちのめされ、リズ・オルトラーニの優美なメロディに心揺さぶられるだろう。

『食人族 4Kリマスター無修正完全版』R18+
2023年5月5日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿ほか全国公開
監督:ルッジェロ・デオダート
出演:ロバート・カーマン フランチェスカ・チアルディ ベリー・ビルカネン ルカ・バルバレスキー ガブリエル・ ヨーク サルヴァトーレ・ベイジル
配給:エクストリーム

© F.D.Cinematografica S.r.l.1980