木村拓哉と綾瀬はるかが豪華共演する東映70周年記念新作映画『レジェンド&バタフライ』が1月27日より公開中。このほど、2月15日に都内某所にてオンライン・ファンセッションが行われ、主演の木村拓哉と、監督の大友啓史が出席した。
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日本全国のファンとオンラインでつながった本イベント。木村は「監督と僕から、東映のスタッフの方にこういうイベントをぜひやらせてくれって直訴した」と述べ、「地方に舞台挨拶としてお邪魔させていただいても、コロナ渦の中でやらせていただいているので、来場者の皆さんは全員マスクをされていますし、声も出せなかった。ご覧になった皆さんの直接的な感想を直に聴くことができなかったので、こういう機会を与えていただけて嬉しい」と語った。
プロモーションで各地を回っている木村は、「監督はビックリするぐらい行ってくださっている。本当だったら出演者の僕らが同行しないといけないなと思うんですけど」と述べ、「僕、全部チェックしています。監督がお邪魔した番組だったり、インタビューも拝見してます」とプロモーションで大忙しの大友監督に敬意を払った。
イベントでは、木村演じる信長と、綾瀬はるか演じる濃姫の初夜シーンのメイキング映像が公開された。木村は初夜シーンの撮影について「監督がカットをかけないんですよ」と指摘すると、大友監督は「カットをかけようとすると、まだ面白いこと続いてるんだもん。(中谷美紀演じる)各務野に信長が蹴っ飛ばされるシーンなんて見たことないですからね(笑)。いちいち新鮮なんです(笑)」と笑いが止まらない様子。木村は「各務野さんのワイヤレスマイクの送信機がボロっと落ちるぐらい、中谷さんのことを本番でシバいてました」と撮影秘話を明かしていた。
『レジェンド&バタフライ』
2023年1月27日(金)より、全国公開
監督:大友啓史
脚本:古沢良太
出演:木村拓哉 綾瀬はるか 伊藤英明 中谷美紀 宮沢氷魚 市川染五郎 北大路欣也 音尾琢真 斎藤工
【ストーリー】 政略結婚によって結ばれたのは、格好ばかりの織田信長(木村拓哉)と信長暗殺を目論む濃姫(綾瀬はるか)。全く気が合わない水と油の関係の二人は、新婚初夜からさっそく大騒動。ある日、濃姫の祖国で内乱が起こり父・斎藤道三が亡くなってしまう。帰る国が無くなったことで自身の存在意義を失い自害しようとする濃姫に、生きる意味と場所を与えたのは、他でもない信長だった。そんな信長も大軍に攻められ窮地に立たされた時、濃姫にだけは弱音を吐く。自暴自棄になる信長を濃姫は激励し奮い立たせ、二人は桶狭間の激戦を奇跡的に勝ち抜くことに。これをきっかけに芽生えた絆はさらに強くなり、「どこまでも上へ」と天下統一が二人の夢となる。しかし、戦さに次ぐ戦さの中で、信長は非情な”魔王”へと変貌してゆく。本当の信長を知る濃姫は、引き止めようと心を砕くが、運命は容赦無く<本能寺>へと向かっていく。<魔王>と恐れられた信長と、<蝶>のように自由を求めた濃姫。激動の30年を共に駆け抜けた二人が見ていた、“本当の夢”とは。
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