「自分たちと違うからって笑うの?」“ぬいサー”部員と彼らを取り巻く人々の物語『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』予告編

『21世紀の女の子』の一篇「projection」(主演:伊藤沙莉)や『眠る虫』などで注目を集めてきた新鋭・金子由里奈監督が、大前粟生の同名小説を原作に、細田佳央太と駒井蓮の共演で描く『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が、4月7日より京都シネマ、京都みなみ会館での京都先行公開、4月14日より全国公開される。このほど、予告編と注目のシンガーソングライター・わがつまによる書き下ろしの主題歌「本当のこと」の一部音源がお披露目となった。

本作は「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」をはじめ繊細な感性で話題作を生み出し続けている小説家・大前粟生さんにとって初の映像化作品で、『21世紀の女の子』『眠る虫』などで注目を集めた金子由里奈監督による⻑編商業デビュー作。大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生・七森、七森と心を通わす⻨戶、そして彼らを取り巻く人びとを描く物語。

予告編は、たくさんのぬいぐるみで埋め尽くされた部室のシーンで始まり、細田佳央太演じる七森がぬいぐるみを大事に洗うシーンや、ぬいぐるみに話しかけるぬいサー部員たちの映像など、やさしい世界観の仕上がりとなっている。

また、4月の公開に先駆けて3月10日より開幕する第18回大阪アジアン映画祭コンペティション部門への出品が決定し、ワールドプレミアとしてお披露目される運びとなった。

さらに、2月10日より通販サイト「メイジャー」および上映劇場窓口にて全国共通特別鑑賞券の販売も開始。先着の購入特典として、ポスタービジュアルで使用されているスチールがデザインされた「特製ポストカード」が付属する。

▼特製ポストカード

劇場公開直前の4月9日には『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』公開記念ライブも開催決定。詳細は、会場の「神保町試聴室」ホームページにて

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』
2023年4月14日(金)全国公開
原作:大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(河出書房新社刊)
監督:金子由里奈
脚本:金子鈴幸 金子由里奈 
音楽:ジョンのサン
出演:細田佳央太 駒井蓮 新谷ゆづみ 細川岳 真魚 上大迫祐希 若杉凩 
製作・配給:イハフィルムズ

©映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」