2009年に日本公開し、その巧妙かつ驚きのラストで話題となりカルト的人気を誇る『エスター』の前日譚を描いた最新作『エスター ファースト・キル』が3月31日より公開される。このほど、本予告編と日本版ポスタービジュアルがお披露目となった。
2007年、アメリカで暮らすオルブライト家は、4年前に行方不明となった愛娘エスターの失踪事件に今なお心を痛めていた。そんなある日、エスターが保護されたという思いがけない知らせが夫妻のもとに届く。この奇跡のような出来事を手放しで喜ぶ一家。また、あの幸せな時が帰ってくる。驚くほど成長したエスターは聡明で才能も豊か。画家の父親に昔以上にべったりだった。しかし母親のトリシアは少しずつ気づくのだった。娘が「どこか変だ」ということに…。
『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役や、『ホーム・アローン』シリーズのケビン役など、子役の吹き替えも多く担当する人気声優・矢島晶子がエスターとしてナレーションを務めた本予告編では、惨劇の舞台オルブライト家で起こる恐怖の物語が語られる。4年前に失踪した娘が保護されたことを知った母のトリシアが、エスターを迎え入れるところから始まる。幸せな時間が戻ってくると喜ぶ一家だが、やがてトリシアはまるで別人のような娘の変貌に疑念を抱き始めるのだった。前半は“本当の家族”と楽しく過ごす人形のように可憐なエスターの姿が映し出されるが、その愛らしさに騙されてはいけない…。また、映画公式サイト限定でナレーションが異なる「エスターかわいい♪」バージョンも用意。怖いのが苦手という人はこちらをチェックして欲しい。さらに前作と同様、矢島晶子がエスターを演じる日本語吹替え版も制作・公開が決定している。
日本版ポスタービジュアルは、「この娘、やっぱり変だ。」というコピーと共に、エスターの愛らしさと恐ろしさが表裏一体となったビジュアル。やがて明らかになる4年前のエスター失踪事件の衝撃的な真実とは何なのか。エスターの過去に一体何があったのか。その先には想像を絶するどんでん返しが待っている。
『エスター ファースト・キル』
2023年3月31日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:デヴィッド・コッゲシャル
出演:イザベル・ファーマン ジュリア・スタイルズ ロッシフ・サザーランド マシュー・アーロン・フィンラン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
【ストーリー】 裕福な一家、オルブライト家には4年前に行方不明となった一人娘のエスターがいた。だがある日、警察からエスターが見つかったという朗報が入る。父、母、兄は数年振りの再会という信じられない奇跡にこの上ない喜びを感じ、成長したエスターを迎え入れる。当時6歳だった彼女は時をへて10歳になっていた。これから幸せな生活が始まる…そう思っていた。この娘が、どこかが変だと気づくまでは。
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