全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”は実の娘!?『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』本予告編

新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」史上最大のヒットを記録し、全世界興収1億ドルを突破。第80回ゴールデン・グローブ賞にて主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)、助演男優賞受賞をした、ミシェル・ヨー主演の映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が、3月3日より公開される。このほど、本予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となった。

破産寸前のコインランドリーを経営するエヴリンは、気が弱く優柔不断な夫、反抗期の娘、頑固な父を抱え、さらに税金申告の締め切りが迫り、人生どん底状態。そんな彼女は国税庁の監査官から厳しい追及を受けている最中に、突然、夫のウェイモンドに並行世界(マルチバース)に連れていかれる。彼女の前に現れたのは、「別の宇宙(ユニバース)から来た“僕”だ」と言う、見違えるようにたくましい夫。さらに「マルチバース全体に巨大な悪が。君だけがそれを止められるんだ」と告げられたエヴリンは救世主へと覚醒。カンフーマスターばりの身体能力を手に入れた彼女は、全人類の命運を懸けた壮大な闘いに挑んでいく。

本予告編では、全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体が明らかに。まさかのその正体は、反抗期まっただ中の実の娘・ジョイ(ステファニー・スー)だった。衝撃の真実を知ったエヴリンは暴走する娘を止め、全人類を救うため、“別の宇宙の自分”にリンクし、彼女たちが持つスキルにアクセスできる“バース・ジャンプ”というパワーを習得。カンフーマスター、女優、料理人、歌手、ありとあらゆるマルチバースを飛び回り新たなヒーローへと覚醒するのだった。廃れたコインランドリーから一転、豪華絢爛なパーティー、カンフー映画のセット、さらに富士山と新幹線が登場する日本を彷彿とさせる世界まで、まるで一本の映画とは思えない、全人類未体験のマルチバース・バトルが繰り広げられる中、終盤では「宇宙なんてどうだっていい、私はあんたと一緒にいたい」と全宇宙の命運を投げ捨ててでも家族を守ろうとするエヴリンの姿が描かれ、まさかの感動ドラマも予感させる。埒外の戦いの果てに一体どんな感動と驚きが待ち受けるのか更に期待が高まる。

本ポスタービジュアルは、ファイティングポーズをキメたエヴリンを中心に、小指で腕立て伏せを魅せるカンフーエヴリン、異様に伸びた指を持つSF風のエヴリン、さらに奇想天外なマルチバースの登場人物たちが散りばめられ、鮮明なレッドが只ならぬカオス感を漂わせている。

本作にはファミリードラマ、SF、哲学、カンフー、様々な要素を含む12ものストーリーラインを組み込んだと明かすダニエルズ監督。「様々な要素を盛り込んだ映画だが、この映画を一番簡単に言えば、混沌の中で家族に目を向けることの大切さを学ぶ母親の話だね」と語るように、荒唐無稽でカオスなアクション・エンターテイメントでありながら、「もしも、あの時、あの選択をしていれば…」と誰にでもある素朴な思いに共感できる人間ドラマにも注目して欲しい。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
2023年3月3日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート
出演:ミシェル・ヨー キー・ホイ・クァン ステファニー・スー ジェイミー・リー・カーティス
配給:ギャガ

【ストーリー】 破産寸前のコインランドリーを経営するエヴリン(ミシェル・ヨー)は、気が弱く優柔不断な夫、いつまでたっても反抗期の娘、ボケているのに頑固な父を抱え、さらに税金申告の締め切りが迫りテンパりモード、まさに人生どん底状態。そんな彼女が国税庁の監査官(ジェイミー・リー・カーティス)に厳しい追及を受けている最中に、突然、夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)に連れていかれたのはなんと並行世界(マルチバース)。めくるめく三千世界に迷い込んだ彼女の前に現れたのは、「僕は君の夫じゃない。別の宇宙(ユニバース)から来た“僕”だ」と言う、見違えるようにたくましい夫。さらに「マルチバース全体に巨大な悪が。君だけがそれを止められるんだ」と告げられたエヴリンは救世主へと覚醒。カンフーマスターばりの身体能力を手に入れた彼女は、全人類の命運を懸けた壮大な闘いに挑んでいく。

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