2018年と2020年に公開され好評を博した中井貴一と佐々木蔵之介のダブル主演で贈るコメディ映画『嘘八百』。そのシリーズ3弾『嘘八百 なにわ夢の陣』が、2023年1月6日より公開中。このほど、同日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて公開記念舞台挨拶が行われ、キャストの中井貴一、安田章大、中村ゆり、友近、そして武正晴監督が登壇した。
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撮影現場で笑ってしまったことを聞かれたキャスト陣。中井は共演の笹野高史が最後に歌い上げる場面に触れ「歌い上げたでしょ?あんなの台本に一行もないんですよ。“歌を読む”っていうのは書いてあるんですよ。いきなりあれをやり始めた」と述べ、「おかしいって言うか、あっけにとられた」と苦笑い。安田も同じく笹野のシーンについて触れ「ルーペのシーンで、距離感が分かってなくてぶつかったんですよね。そんなことある!?と思って」と、撮影を振り返っていた。
今年チャレンジしたいことを聞かれた友近は「今年の最強運勢は獅子座のB型らしく、私は獅子座のB型なんですよ。いいことがありそうなので、チャレンジしていきたい。ハワイ公演とかやれたら嬉しい」とコメント。これに「今年の運勢は41位だった」という安田が、「(友近の)運勢にあやかりたいので、公演に参加できたら」と冗談めかして話していた。
中井は「『嘘八百』を海外で撮影したい」と述べ、「そのためには、本当にお客さんに入ってもらわないといけない」と本作をアピールすると会場が大きな拍手に包まれていた。
仕事の都合でこの日の舞台挨拶に参加できなかった佐々木蔵之介からのメッセージ映像が流される場面も。佐々木が「お酒を飲みすぎて、今日はお伺いできなくて申し訳ございません」と冗談まじりにコメントすると、会場から笑い声が。これに中井が「蔵之介くんのご実家は京都の有名な酒蔵。彼は常日頃から『水道をひねると日本酒が出る』って言っている。日本酒って言わずにお米のジュースって呼ぶんですよ。ですから、あながち嘘じゃない」と、佐々木の飲みすぎ疑惑を深めていた。
『嘘八百 なにわ夢の陣』
2023年1月6日(金)より、全国公開
監督:武正晴
脚本:今井雅子 足立紳
主題歌:桐谷健太「夢のまた夢」
出演:中井貴一 佐々木蔵之介 安田章大 中村ゆり 友近 森川葵 前野朋哉 宇野祥平 塚地武雅 吹越満 松尾諭 酒井敏也 桂雀々 山田雅人 土平ドンペイ Blake Crawford 高田聖子 麿赤兒 芦屋小雁 升毅 笹野高史
配給:ギャガ
【ストーリー】 これまで千利休、古田織部の茶器をめぐって大騒動。目利き古美術商と腕の立つ陶芸家のはずが、相も変わらずくすぶり続ける〈骨董コンビ〉の目の前に一攫千金のお宝が現れた。日本一の出世頭・太閤秀吉の縁起モノ「秀吉七品」の中でも、唯一所在不明の光輝く茶碗〈鳳凰〉だ。幻のお宝を狙って、開催間近の大阪秀吉博をはじめ“TAIKOH”と名のるカリスマ波動アーティストやその財団を仕切る謎の美女が絡み、歴史・骨董・アートのロマンと強欲が激突。大阪城を背景に繰り広げられる天下の(騙し合い)に〈骨董コンビ〉分裂の危機まで勃発!?お宝バトルを制するのは誰なのか?
©2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会