50歳を過ぎて日本を飛び出し、フィリピンでの生活に夢をみた2人の運命は?『ベイウォーク』予告編

フィリピンの困窮邦人を描いた『なれのはて』の粂田剛監督が、フィリピンでホームレスとして暮らす男と、高層マンションで第二の人生を送る男たちにフォーカスしたドキュメンタリー『ベイウォーク』が12月24日より公開される。このほど、予告編がお披露目となり、コラムニストのえのきどいちろうよりコメントが寄せられた。

昨年12月に公開された粂田剛監督『なれのはて』。フィリピンに生きる4人の困窮邦人を描いた本作は、各方面で話題になった。本作は、のべ7年の歳月をかけてフィリピンでカメラを回し続けた粂田が、『なれのはて』に収録できなった人物たちにフォーカスを当て再構成した作品である。

K’s cinemaでは『ベイウォーク』公開の期間中の日曜日、水曜日に前作『なれのはて』の上映も決定ししている。

■えのきどいちろう(コラムニスト)コメント
「人間のキワ」が映ってると思いました。それはもう否定も肯定もできない。ただただ見入るだけです。惹きつけられます。粂田監督のスタンスも社会問題を扱うとかじゃなく、ただ魅入られたようにカメラを回している。文句なく傑作です。

『ベイウォーク』
2022年12月24日(土)より、新宿 K’s cinema ほかにて公開
監督・撮影・編集:粂田剛
音楽:高岡大祐
整音監修:浦田和治
配給・宣伝:ブライトホース・フィルム

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