ジャパニーズ・ホラーの代名詞であり、ハリウッドでリメイクもされた不朽の名作『リング』、2000年代興行収入NO.1ヒットホラー映画『事故物件 恐い間取り』など、数々のヒット作を生み出してきたジャパニーズ・ホラーの巨匠・中田秀夫が、相葉雅紀を主演に迎えて描く新時代のホラーエンターテインメント『“それ”がいる森』が、9月30日より公開される。このほど、9月20日に恵比寿Q.E.Dクラブにて公開直前イベントが行われ、キャストの相葉雅紀、松本穂香、尾形貴弘(パンサー)、 そして怪談師の島田秀平が出席した。
小雨が降る中、不気味にライトアップされた“森”で本イベントがスタート。いつもとは違う異様な雰囲気に、相葉は「気味が悪い」と述べ、松本も「ちょっと怖いですね」と、背後の森を何度も振り返っていた。
尾形と島田が怪談話を披露するために登壇すると、相葉は「僕はあんまり得意じゃないけど、穂香ちゃんが大好き。(松本、尾形、島田の)3人で意気投合しちゃってたから」とコメント。これに松本は、「ホラー映画も好きなんですけど、最近は怪談を聞きながら散歩している」ことを明かし、「(2人の怖い話が)楽しみです」と目を輝かせた。
島田は、10年前に遭遇したという、数々の心霊体験を披露。これに相葉は「えー!」と顔を歪め、松本も神妙な面持ちに。相葉は「すごい技術!わざと間を空けたり。ズルいわあ〜」と島田の話術を絶賛した。
続いて尾形が幼少時の不思議な体験を披露。一人で留守番をしていた尾形少年は、こたつの中で小さい“赤鬼”を見たという。「見た瞬間に赤鬼だと分かった。赤だし、角生えてるし、虎のパンツだし。棍棒を引きずって、ガンつけながら俺の周りをダン!ダン!ダン!って歩いていた」と話す尾形。そこに運良く外出中だった姉が帰ってきたそうで、「『姉ちゃん!赤鬼見ちゃったんだよ!』って言ったら、姉ちゃんが『私は青鬼を見た』って言った」と、なんとも不思議な体験談を明かした。意外にも笑えない、そこそこ怖い話に、会場は微妙な空気に。尾形は取材陣を指差し、「なんか冷めてるけど、本当だからね!?」と必死の形相。これには相葉も苦笑いだったが、「本当の話!?すごい!」と驚きを隠せない様子だった。
『“それ”がいる森』
2022年9月30日(金)より、全国公開
監督:中田秀夫
脚本:ブラジリィー・アン・山田 大石哲也
出演:相葉雅紀 松本穂香 上原剣心(ジャニーズJr.) 江口のりこ 尾形貴弘 中村里帆 綾乃彩 松嶋亮太 吉本菜穂子 山下穂大 嶺岸煌桜 潤浩 眞島秀和 宇野祥平 松浦祐也 酒向芳 野間口徹 小日向文世
配給:松竹
【ストーリー】 田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉雅紀)は、元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、突然ひとりで訪ねて来たのをきっかけに、しばらく一緒に暮らすことになる。ちょうどその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、淳一が住む町でも、住民の不審死や失踪事件が相次いでいた。そんな矢先、淳一と一也も偶然得体の知れない“それ”を目撃してしまう。「“それ”の正体とはいったい…!?」淳一は一也の担任の絵里(松本穂香)とともに、怪奇現象に巻き込まれていくが、それは未知なる恐怖の始まりにすぎなかった…。
©︎2022「“それ”がいる森」製作委員会