94分間ワンショット撮影!ドラッグ・ディーラーの一夜の犯罪劇『ナイトライド 時間は嗤う』11月公開

ドラッグ・ディーラーの一夜の犯罪劇を94分間のワンショットで描くノンストップクライムスリラー『NIGHTRIDE(原題)』が、邦題『ナイトライド 時間は嗤う』として、11月18日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

恋人との光の射す未来を手に入れるため、裏社会から足を洗おうと最後の賭けに出たドラッグ・ディーラーのバッジ。悪名高い闇金業者から資金を調達し大口の取引きに挑むが、弟分のヘマから取返しのつかない事態に転げ落ちる。本作は、失ったブツと新たな買い手を探し出すべく、真夜中の北アイルランド・ベルファストを奔走する主人公の姿を94分間ワンショット撮影。電話の向こうの“姿なき”登場人物たちとの危険な駆け引きがノンストップで展開する。

監督は、長編デビュー作『THE SURVIVALIST(原題)』が第69回英国アカデミー賞新人賞ノミネートのほか、第18回英国インディペンデント映画賞新人監督賞をはじめとする数々の賞に輝いた北アイルランド出身の俊英スティーヴン・フィングルトン。主人公バッジを演じたアイルランド出身の俳優モー・ダンフォードは、本作でアイルランドのアカデミー賞と評されるIFTA映画&ドラマ賞最優秀主演男優賞を受賞。撮影クルーと俳優たちは、ロックダウン下のベルファストで1日11時間のリハーサルを連日1週間重ねた末、6晩で全6テイクの撮影を敢行した。

ポスタービジュアルは、暗がりの中で何者かに背後から銃を突き付けられる絶体絶命の窮地に立つドラッグ・ディーラーのバッジを捉えた緊迫感溢れるデザインとなっている。

『ナイトライド 時間は嗤う』
2022年11月18日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:スティーヴン・フィングルトン
出演:モー・ダンフォード ジョアナ・リベイロ ジェラルド・ジョーダン
配給:ミッドシップ

【ストーリー】 長年、麻薬の密売に手を染めてきたドラッグ・ディーラーのバッジ(モー・ダンフォード)は、恋人ソフィアと共に裏社会から足を洗おうと最後の大口取引を画策。ウクライナ人プッシャーから50キロのブツを仕入れ、倍の値段で売り抜けるのだ。そのために、裏社会でも一目置かれる闇金のジョーから10万ポンドを借りる羽目となるが、売り先も確保しすべては順調に思えた。しかし、弟分のヘマからブツを積んだバンが何者かに乗り去られ、買い手にも逃げられてしまう。返済期限が迫る中、事態を収拾しなければ彼の人生計画はフイになり、見せしめにジョーの手によって消されてしまう。残り僅かな時間で窮地に立たされたバッジのもと、彼が買い手を失ったことを知ったジョーはすでに手下を仕向けていた。

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