英国貴族の壮麗な屋敷が舞台の大人気テレビドラマシリーズ「ダウントン・アビー」の長編映画2作目となる『DOWNTON ABBEY: A NEW ERA(原題)』が、邦題『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』として、9月30日に公開されることが決定した。併せて予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
2010年9月の放送開始以来、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝き、世界200以上の国と地域で大ヒットした傑作テレビシリーズ「ダウントン・アビー」。物語の舞台は、1912年から25年のイングランド北東部ヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅。グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活に歴史上の出来事が織り込まれたヒューマンドラマだ。2015年のシーズン6までの全52エピソードをもって幕を閉じた本シリーズは、2019年に劇場版として復活し、社会現象を巻き起こした。
出演は英国の至宝マギー・スミスをはじめお馴染みの面々に、「ハンニバル」テレビシリーズのヒュー・ダンシー、『たかが世界の終わり』のナタリー・バイや、ローラ・ハドック、ドミニク・ウェストらが新たに加わった。脚本はシリーズ生みの親、アカデミー賞脚本賞のジュリアン・フェローズ。監督は『黄金のアデーレ 名画の帰還』のサイモン・カーティスが務める。
予告編では、映画撮影のためにハリウッドスターがやって来て大騒ぎのダウントンを、長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)が冷静に仕切る場面が描かれる。一方、先代伯爵夫人バイオレット(マギー・スミス)が訳ありで別荘を相続したと聞き、当主ロバート(ヒュー・ボネヴィル)たちは南仏へと向かうが、そこで秘密めいた若き日のバイオレットの肖像画が見つかったことが、一族最大のミステリーへと発展していく様子が映し出される。
ポスタービジュアルは、クローリー邸を背景に、一族と使用人たちそしてハリウッドスターもが一堂に会する迫力溢れるビジュアルとなった。世界が新たな時代に移り変わっていく中、ダウントン・アビーの住人たちの未来はどこへ向かうのか?華麗なる大河ドラマが再び幕を開ける。
『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』
2022年9月30日(金)より全国公開
監督:サイモン・カーティス
製作:ギャレス・ニーム リズ・トルブリッジ ジュリアン・フェローズ
脚本:ジュリアン・フェローズ
出演:ヒュー・ボネヴィル ローラ・カーマイケル ジム・カーター ブレンダン・コイル ミシェル・ドッカリー ケヴィン・ドイル ジョアン・フロガット マシュー・グード ハリー・ハッデン=パトン デヴィッド・ヘイグ ジェラルディン・ジェームズ ロブ・ジェームズ=コリアー サイモン・ジョーンズ アレン・リーチ フィリス・ローガン エリザベス・マクガヴァン ソフィー・マックシェラ タペンス・ミドルトン スティーヴン・キャンベル・ムーア レスリー・ニコル ケイト・フィリップス マギー・スミス イメルダ・スタウントン ペネロープ・ウィルトン ヒュー・ダンシー ローラ・ハドック ナタリー・バイ ドミニク・ウェスト
配給:東宝東和
【ストーリー】 1928年、英国北東部ダウントン。広大な領地を収めるグランサム伯爵ロバート(ヒュー・ボネヴィル)らは喜びの日を迎えていた。亡き三女シビルの夫トム(アレン・リーチ)が、モード・バッグショーの娘と結婚したのだ。華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)が莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、映画会社から新作を屋敷で撮影したいというオファーが。謝礼は高額だ。父の反対を押し切ってメアリーは撮影を許可し、使用人たちは胸をときめかせる。一方、ロバートは母バイオレット(マギー・スミス)が、モンミライユ男爵から南仏にある別荘を贈られたという知らせに驚く。その寛大すぎる申し出に疑問を持ち、妻コーラ(エリザベス・マクガヴァン)、次女イーディス夫妻、トム夫妻、引退したはずの老執事カーターとリヴィエラへと向かう。果たして海辺の別荘に隠された秘密は、一族の存続を揺るがすことになるのか…!?
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