原田龍二「古めかしくも、どこか憎めない」痛快娯楽任侠映画「虎の流儀」シリーズ2作品が今秋公開!

主演・原田龍二が、裸一貫で世直しの旅に出る痛快娯楽任侠映画「虎の流儀」シリーズ2作品が2022年秋に公開することが決定した。併せて豪華出演者陣が発表され、原田のコメントがお披露目となった。

本シリーズは、常に全力、自らを裸俳優と呼ぶ原田龍二が主演する弱気を助け強気をくじく人助け任侠映画。義理人情を重んじ、ひたすらに厄介ごとに耐えていくヤクザの主人公・車田清(くるまだきよし)は、まさに全国を行脚する令和の“寅さん”。ただし、一度怒りが沸点に達すると、“虎”のごとく暴れまわる堅物で昭和な男。そんなどこか憎めない主人公を原田龍二が演じる、痛快人情極道哀歌となっている。

監督には、『修羅の群れ』や『日本統一(27~現在)』の監督を務めるなど、任侠モノを中心に多数の作品の監督、プロデューサー、脚本家を務めている辻裕之。シリーズ1作目にあたる映画『虎の流儀 ~旅の始まりは尾張 東海死闘編~』では、名古屋・岐阜を舞台に、東京からの地方進出を目論むヤクザ一家との衝突に、地元のヤクザ達が巻き込まれていくというストーリー。全国を行脚する令和の“虎“誕生のきっかけとなる物語となっている。

本作の主演は、ドラマ、映画をはじめ、バラエティーや旅番組、情報番組の司会者でも活動し、ドラマ「水戸黄門」の助さんや「相棒」シリーズなど様々な分野で活躍中の俳優、原田龍二。その子分には映画『SRサイタマノラッパー』(09年)で初主演を務めた後、多くのTVや映画に出演、そのユニークなキャラクターが好評の駒木根隆介。また、他のキャストとして、数々の大河ドラマで主要な役を演じている川野太郎や石橋保、石垣佑磨らに加え、お笑いタレントとしてだけでなく、俳優としても活動している、つまみ枝豆。元WBC世界バンタム級王者であり、タレント、俳優としても活動する、薬師寺保栄。ヒロイン役にはグラビアアイドルとして活動後、映画『私は絶対許さない』やドラマ「刑事7人」、「焼肉プロレス」など、女優としての活躍も光る、平塚千瑛。それから数多くのドラマや映画、CMで活躍しお茶の間に愛されていたが、先月突然の訃報に驚かされ、本作が遺作の1本となる渡辺裕之など。豪華な顔触れとなった。

シリーズ2作目となる映画『虎の流儀 ~激突!燃える嵐の関門編~』では、北九州・下関を舞台に、海の埋め立てによる空港建設をめぐり、地元の漁師や代議士ら一般人(カタギ)も巻き込んだ紛争に立ち向かう物語。終盤のカーアクションも大きな見どころとなっている。

主演は原田龍二。また『虎の流儀~旅の始まりは尾張 東海死闘編~』に引き続き、川野太郎、つまみ枝豆、薬師寺保栄、渡辺裕之らが出演。加えて、ヒロインには「家政夫のミタゾノ」や日曜劇場「マイファミリー」など注目のドラマに出演し、その度に視聴者を惹きつける女優、森脇英理子。グラビア、バラエティー、ラジオ、数多くのドラマ出演など多岐にわたる活動により、男女問わず長く人気を集めている、磯山さやか。お笑い芸人としてだけでなく、アパレル、ボクシング、俳優としても数多くの作品に関わるなど、マルチな才能を発揮する、木下隆行。NHK「おかあさんといっしょ」第19代目うたのおねえさんを務めるなど、確かな演技力と持ち前の明るいキャラクターで活躍を続ける、はいだしょうこ。そして、映画『マスカレード』シリーズではフロントマネージャーの久我など、作中で目を引くキャラクターを演じ続ける、東根作寿英。マイケル・J・フォックスの日本語吹替の声を数多く担当し、近年は各所でのナレーションやバラエティーでの活躍も光る、宮川一朗太。そしてコメディアンやタレントとしてお茶の間の人気者から、今ではいぶし銀の演技で映画界に引っ張りだこの石倉三郎、他にもドラマ・映画に欠かせない名バイプレイヤー六平直政、平野貴大。さらにせんだみつお、楽しんご、といった個性的なキャラクターを持つ俳優たちが揃った。

■原田龍二(車田清役)コメント
映画「虎の流儀」シリーズは本当に色々な要素が詰まった作品で、ヒロインとの恋あり、アクションあり、カーチェイスあり、爆発もあります。特にトライク(3輪バイク)に実際に僕も乗らせていただいたんですが、集団での迫力は圧巻です。かなり見ごたえがあるシーンですよ。キャストも個性的な皆さんが揃った中で、僕が演じた車田清は、少し古めかしくも、どこか憎めない男だと思います。この男がこれからどういう人生を歩んでいくか、ぜひ想像を膨らませながらご覧ください!

『虎の流儀 ~旅の始まりは尾張 東海死闘編~』
2022年秋より、公開
監督:辻裕之 
出演:原田龍二 駒木根隆介 石垣佑磨 脇智弘 中倉健太郎 石橋保 平塚千瑛 薬師寺保栄 工藤俊作 高杉亘 つまみ枝豆 清水昭博 小西博之 渡辺裕之 佐藤秀光 川野太郎
宣伝・配給:ユナイテッドエンタテインメント 

【ストーリー】 組同士の抗争により親分(清水昭博)を殺された柴山一家本部長の車田清(原田龍二)は、仇を討ちにいくが、失敗し逆に追われる身となる。二代目組長となった笠寺(川野太郎)は清の身を案じ、名古屋で運送屋を営む待田組の元へ行きおとなしくしているように命じた。しかし待田組には岐阜からきた備後組との諍いがあり、度々嫌がらせをされていることを知る。初めはおとなしく耐えていた清だったが、堅気の運送屋の仲間にも手を出されると、遂に堪忍袋の緒が切れるのだった。

『虎の流儀 ~激突!燃える嵐の関門編~』
2022年秋より、公開
監督:辻裕之 
出演:原田龍二 木下隆行 森脇英理子 磯山さやか 平野貴大 はいだしょうこ 東根作寿英 つまみ枝豆 薬師寺保栄 工藤俊作 高杉亘 六平直政 井出らっきょ せんだみつを 楽しんご 石倉三郎 宮川一朗太 小西博之 渡辺裕之 佐藤秀光 川野太郎
宣伝・配給:ユナイテッドエンタテインメント 

【ストーリー】 岐阜の10人切りで有名になり、名古屋の待田組にいられなくなった車田清(原田龍二)は、所払いで今度は北九州へと向かう。代々地元の船や漁師たちを護ってきた名門、富岡一家の親分(石倉三郎)の下で世話になることに。一見平和な港町であったが、実は裏で南豊不動産開発社長の青木(宮川一朗太)が、地元の代議士秘書の木佐貫(東根作寿英)を利用し、富岡一家が守ってきた漁港を埋め立てて空港を建設するという計画を企てていた。それを知った清に怒りの炎が燃えるのだった。

©2022「虎の流儀」製作委員会