「十年間一緒にいた彼女は、明日他人の嫁に行く」とある投稿から生まれた“愛”の物語『あなたがここにいてほしい』7月公開!

中国最大のソーシャル・カルチャー・サイト「ドウバン(豆瓣)」で大反響を呼んだ、とある投稿から生まれた“愛”の物語『あなたがここにいてほしい』が、7月22日より公開されることが決定。併せて、予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となった。

「ドウバン」に投稿された“與我十年長跑的女友明天要嫁人了”(十年間一緒にいた彼女は、明日他人の嫁に行く)は、3650 日におよぶ10年愛を綴った物語だった。幸せになるために愛しあう二人がともに助け合いながら一生懸命に生活していながらも、お金やマイホームなど様々な問題がふりかかる内容は、純愛というだけでなく、中国における結婚の現状に問題提起している点からも多くの観客が共感し、中国全土で社会現象を巻き起こした。

社会現象になった投稿は映画界からも注目されることとなり、長年にわたり中華圏で活躍している台湾出身のプロデューサー、監督、脚本家のチェン・クォフーが本作品の映画化に名乗りを上げた。チェン・クォフーは、スピード勝負より、いい作品を作りたいという思いから、あえてすぐに映画制作をスタートせず、時間をかけてしっかり脚本を書くと決めた。最終的に八年をかけて、最高のラブストーリー『あなたがここにいてほしい』が完成した。

本作の監督には、2017年に中国国内で大きな話題を呼び、ソーシャル・カルチャー・サイト「ドウバン」で8.6/10点の高得点を記録した配信ドラマ「マイ・ハックルベリー・フレンズ」を監督し今最も注目されているシャー・モーに決定。主人公のリュー・チンヤン役は『流転の地球』『晩媚と影〜紅きロマンス〜』のチュー・チューシアオ(屈楚蕭)、恋人のリン・イーヤオ役は映画初主演となるチャン・ジンイー(張婧儀)に決定。“ネットに投稿された実話小説”を原作とした二人の10年間の愛の記憶を2人が熱演しています。監督は本作が長編初監督になるシャー・モーが、リアルでシビアな物語を美しい映像でまとめ上げた。そして映画『天使の涙』の出演で日本でも知られる女優のカレン・モクが歌う主題歌「emptyworld」が映画の世界観を盛り上げる。

『あなたがここにいてほしい』
監督:シャー・モー
製作:チェン・クォフー
原作:リ―・ハイボー
主題歌:カレン・モク「empty world」
出演:チュー・チューシアオ チャン・ジンイー
配給:リスキット

【ストーリー】 高校時代にリュー・チンヤン(チュー・チューシアオ)は校内で出会ったリン・イーヤオ(チャン・ジンイー)に一目惚れをしてしまう。なんとか彼女にオラブレターを渡すが、それを生活指導担当のヤオ先生にみつかってしまう。頭を丸めて校内放送にて謝罪すれば見逃してやるという学校に対し、リューはその場を利用して彼女に愛を告白し退学となる(1日目)。いつしか一緒に住むマンション購入を夢見ながら生活を送るが、しのびよる現実にあらがえずに次第に空回りをするようになる。そんな中、リュー・チンヤンは学生時代からの友人であるダーチャオからの頼みで、大きなプロジェクトを仕切ることになり、かつての現場仲間を呼び寄せるが…。