『譜めくりの女』のドゥニ・デルクール監督最新作で、オルガ・キュリレンコとユ・ヨンソクが共演する『バニシング:未解決事件』が、5月13日より公開されることが決定した。
本作は、世界的な法医学者と刑事がソウルに潜む巨大な陰謀に挑むアクション・サスペンス。ソウルで発生したある怪死事件。身元不明の遺体は指紋が奪われ、体中傷だらけの状態で発見された。刑事ジンホは事件解決の手がかりを探るにあたり、シンポジウムのため来韓していた国際法医学者のアリスに協力を要請する。遺体の身元が容易に特定できず、臓器が違法な手術によって抜き取られていたことを知った二人は、背後に蠢く組織を追い詰めるべく捜査に挑むが…。
フランスの法医学者アリスを演じるのは、『007 慰めの報酬』、『オブリビオン』ほか、世界で活躍するオルガ・キュリレンコ。一方、刑事ジンホ役には、「賢い医師生活」『ニューイヤーズ・ブルース』『スティール・レイン』など話題作への出演が続く、韓国で最も旬な俳優ユ・ヨンソクが扮する。そのほか、アリスの通訳ミスク役にホン・サンス監督作『へウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』や、『色男ホセク』のイェ・ジウォン、「刑務所のルールブック」チェ・ムソンら実力派俳優陣が脇を固める。
監督は、『譜めくりの女』でセザール賞出品歴のあるドゥニ・デルクール。片時も目が離せない息を呑むアクション・サスペンスを誕生させた。
本作は、2021年釜山国際映画祭でワールドプレミア上映され、韓国では3月30日公開を予定している。
『バニシング:未解決事件』
2022年5月13日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国公開
監督:ドゥニ・デルクール
出演:オルガ・キュリレンコ ユ・ヨンソク イェ・ジウォン
配給:ファインフィルムズ
【ストーリー】 仕事のためソウルを訪れたフランスの法医学者アリス(オルガ・キュリレンコ)は、刑事ジンホ(ユ・ヨンソク)からある殺人事件への協力を求められる。やがて背後に臓器売買が関わっていることを知ったアリスは、未だ彼女を苦しめるある過去と、新たな恐怖に直面することになる。
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