PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案に、末満健一が演出・脚本を手掛けたストレートプレイ版の舞台化作品、舞台「刀剣乱舞」の5周年を記念し、過去作から8作品を上映するプロジェクトの第3弾となる『劇場版 舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語り』が、2月18日より公開されることが決定した。併せて、予告編とキービジュアルがお披露目となった。
舞台「刀剣乱舞」は、2016年5月に「虚伝 燃ゆる本能寺」を上演し、再演や小田原城天守閣前で一夜限りで行われた野外公演、そして日本国内で唯一の客席が360度回転する劇場・IHIステージアラウンド東京での公演を含め、これまでシリーズ11作品を上演。3月には新作「綺伝 いくさ世の徒花」の上演が控える。重厚で心打たれるストーリーや、刀剣男士の美麗で個性豊かなヴィジュアルの再現、そして圧倒的熱量の殺陣などで観客を魅了し、多大な支持を集めている。2021年11月23日に第1弾となる『劇場版 舞台「刀剣乱舞」虚伝 燃ゆる本能寺』、2022年1月21日に第2弾として『劇場版 舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜』が上映され、今回、第3弾として『劇場版 舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語り』が、2月18日より3週間限定で上映される。
本作も、末満健一監修のもと劇場スクリーンに合わせて再編集され、より高精細で臨場感あふれる映像に。音声は劇場向けに迫力の5.1chサウンド。ブルーレイ・DVDとは異なる新アングルを多数採用し、劇場版でしか味わえない、新たな舞台「刀剣乱舞」の世界を楽しむことが出来る。
入場者特典は、前作に続いて全9種の数量限定「ステージショット フォトカード」。3種ごと3週に分けて、1人1枚、ランダムで配布される。A6サイズ(105×148mm)で艶感があり、折れにくい仕様だ。
『劇場版 舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語り』
2022年2月18日(金)より、3週間限定公開
演出・脚本・総監修:末満健一
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」
ディレクター:渡部武彦
音楽:manzo テルジヨシザワ
出演:荒牧慶彦 和田雅成 納谷健 北川尚弥 武子直輝 横山真史 成松慶彦 木津つばさ 飯山裕太
配給:東宝映像事業部
【ストーリー】
「序伝 跛行する行軍(1幕)」:西暦2205年。歴史改変を目論む「歴史修正主義者(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」が過去への攻撃を開始した。対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者(さにわ)」なる者を過去へと派遣する。物の心を励起(れいき)する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士(とうけんだんし)」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。本丸がまだできて間もない頃。山姥切国広(荒牧慶彦)率いる第一部隊は、主の命により“小田原征伐”の時代を訪れていた。そこは時間遡行軍の歴史改変対象となる通常の出陣先ではなかったが、今後、改変対象となり得る時代かどうかを調査するために、山姥切たちは遣わされたのだった。その調査の地で、いるはずのない時間遡行軍の奇襲に遭う刀剣男士たち。歴史改変の対象ではない時代になぜ時間遡行軍はいたのか?負傷した骨喰を連れてうち捨てられた猟師小屋へと身を寄せた刀剣男士たちは、困惑と経験不足によって統率を乱していくこととなる。見廻りに出た山姥切と山伏(横山真史)は、そこで小田原征伐に参陣していた黒田官兵衛と長政の親子と出会う。素性を怪しまれた山姥切、山伏、同田貫(武子直輝)は、官兵衛によって黒田の陣へと連れて行かれるのであった。また長谷部(和田雅成)、小夜(納谷健)、骨喰(北川尚弥)は、山中で目撃した時間遡行軍のあとを追跡する。その先にたどり着いたのは、黒田の陣であった。時間遡行軍はなぜ黒田の陣の近くに姿を現したのか?
「如伝 黒田節親子盃(2幕)」:西暦2205年。歴史改変を目論む「歴史修正主義者(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」が過去への攻撃を開始した。対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者(さにわ)」なる者を過去へと派遣する。物の心を励起(れいき)する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士(とうけんだんし)」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。本丸ができて幾年月が経ち、数々の戦いを経てきた刀剣男士たちは強く成長した。山姥切国広をはじめの刀とする本丸にも、今や多くの仲間たちが顕現していた。ある日、主より出陣の命が下りる。出陣先は、過去の敗戦から遡行経路の封鎖されていた“小田原征伐”の時代だった。彼らはそこで、謎の忍びによる襲撃を受ける。忍びを追跡した先で出会ったのは、黒田長政と家臣・母里友信であった。刀剣男士たちは、そこで長政の口から驚くべき事実を聞かされることとなる。長政たちと話をしている最中、時間遡行軍の襲撃を受けた山姥切と山伏は、交戦中にそこにいるはずのない“あるものら”と遭遇する。混乱を極める中、山姥切は過去の出陣で起こった事象と照らし合わせ、自分たちを取り巻く時間軸の流れに異変が起こっていることを予測する。そして、敗北した因縁の地で過去の己自身と向き合うことを余儀なくされるのであった。異変の巻き起こる小田原の地で、“過去を乗り越えるための戦い”に挑んでいくこととなる。
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