有村架純「ハッとさせられてしまった」、森田剛の瞳の美しさに驚き!?

「ビッグコミックオリジナル」にて2018年1月から連載が始まった、原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画を、岸善幸監督が有村架純主演、森田剛共演で実写映像化する『前科者』のドラマ版が2021年11月20日よりWOWOWにて放送・配信中、映画版が2022年1月28日より公開される。このほど、1月20日にTOHOシネマズ 日比谷にて公開直前舞台挨拶が行われ、キャストの有村架純、森田剛、磯村勇斗、石橋静河、そして岸善幸監督が登壇した。

有村は本作で初共演となった森田について「役柄もあって、現場で多くお話することはなかった」そうだが、「山場のシーンを乗り越えて、残り2日ぐらいで、ようやく『趣味はなんですか?』というところから」会話をするようになったという。劇中では目線を合わせるシーンがなかったそうで、「お話させていただいて、初めて目をしっかり見た時に、瞳の美しさにハッとさせられてしまった」とし、「緊張感のある撮影だったんですけど、瞳の奥底から感じ取れる心根の優しさに助けられた」と森田に感謝した。

森田は有村について「現場での居方も、役を通して人に対する寄り添い方とか、諦めない強さとか、すごくパワフルなところが見られたので嬉しかった」とコメント。作品を観た感想を聞かれると「涙が出て、浄化された」そうで、どこで泣いたかを聞かれると「自分に」と自画自賛し、会場から笑いが起こっていた。

映画の内容にちなみ「勇気づけられたこと」を聞かれた有村は、「一緒に現場で過ごす時間ですかね。キャストとスタッフの方がひとつのところに向かっている中にいると、すごく勇気づけられる」とコメント。「自分の周りにいる人達のぬくもりを感じることで、さらに頑張ろうと思えます」としみじみ語っていた。

ドラマ「前科者」
11月20日 WOWOWにて放送・配信開始
※第1話無料放送(全6話)
WOWOW放送後より、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoにて見逃し配信
監督・脚本・編集:岸善幸
原作:香川まさひと 月島冬二「前科者」
音楽:岩代太郎
出演:有村架純 森田剛 石橋静河 北村有起哉 宇野祥平

映画『前科者』
2022年1月28日(金) 全国公開
監督・脚本・編集:岸善幸
原作:香川まさひと 月島冬二「前科者」
音楽:岩代太郎
出演:有村架純 磯村勇斗 若葉竜也 マキタスポーツ 石橋静河 北村有起哉 宇野祥平 リリー・フランキー 木村多江 森田剛
配給:日活 WOWOW

【ストーリー】 罪を犯した者、非行のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。保護司を始めて3年の阿川佳代(有村架純)は仕事にやりがいを感じ、様々な「前科者」のために奔走していた。そんな中、佳代が担当している物静かな工藤誠(森田剛)は更生を絵に描いたような人物で、佳代は誠が社会人として自立する日は近いと楽しみにしていた。しかし、誠は忽然と姿を消し、再び警察に追われる身に。一方その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ理由もが次第に明らかになっていく…。

© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会