有村架純「彼の更生に寄り添うと約束したの」前科者と真摯に向き合う保護司の想いは届くのか?『前科者』予告編&ポスタービジュアル

「ビッグコミックオリジナル」にて2018年1月から連載が始まった、原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画を、岸善幸監督が有村架純主演、森田剛共演で実写映像化する『前科者』のドラマ版が11月20日にWOWOWにて放送・配信、映画版が2022年1月28日より公開される。このほど、映画版の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作のドラマ版は、新人保護司の阿川佳代が様々な「前科者」と向き合い成長する様を描く職業ドラマ、映画版は完全オリジナル作品で、佳代が保護司として現在進行形の凶悪犯罪と向き合う社会サスペンスとなっている。

予告編は、工藤(森田剛)が「人殺しでも更生できると思いますか?」と保護司・阿川(有村架純)に問うシーンから始まる。阿川の優しさや厳しさに触れ、順調に更生し社員として迎え入れてもらえるはずだった工藤。しかし、ある日忽然と姿を消し、直後に起こった事件の容疑者に疑われてしまう。工藤を探し出そうとする阿川は刑事であり、学生時代の同級生・滝本(磯村勇斗)と再会するが、二人は学生時代のある忘れられない過去が原因でこの事件を通し、罪を犯した者を“救う者”と“咎める者”として対峙することに。工藤を取り巻く人々や環境を知っていく中で、何も知らなかった現実に直面し思い悩みながらも真っすぐに前科者と向き合う阿川の想いは届くのか?そして、なぜ、工藤は姿を消したのか?引き込まれるような有村や森田の熱演に加え、磯村勇斗、若葉竜也、石橋静河など脇を固める若手演技派キャストたちも登場。ラストの「寄り添えば、救えるのか?」というナレーションは、罪を犯した人々が社会から居場所をなくしてしまわないよう寄り添い続ける保護司という人間、そして過去の傷を抱えながらも一生懸命に生きようとしている人々へ向け問いかけている。

ドラマ「前科者」
11月20日 WOWOWにて放送・配信開始
※第1話無料放送(全6話)
WOWOW放送後より、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoにて見逃し配信
監督・脚本・編集:岸善幸
原作:香川まさひと 月島冬二「前科者」
音楽:岩代太郎
出演:有村架純 森田剛 石橋静河 北村有起哉 宇野祥平

映画『前科者』
2022年1月28日(金) 全国公開
監督・脚本・編集:岸善幸
原作:香川まさひと 月島冬二「前科者」
音楽:岩代太郎
出演:有村架純 磯村勇斗 若葉竜也 マキタスポーツ 石橋静河 北村有起哉 宇野祥平 リリー・フランキー 木村多江 森田剛
配給:日活 WOWOW

【ストーリー】 罪を犯した者、非行のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。保護司を始めて3年の阿川佳代(有村架純)は仕事にやりがいを感じ、様々な「前科者」のために奔走していた。そんな中、佳代が担当している物静かな工藤誠(森田剛)は更生を絵に描いたような人物で、佳代は誠が社会人として自立する日は近いと楽しみにしていた。しかし、誠は忽然と姿を消し、再び警察に追われる身に。一方その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ理由もが次第に明らかになっていく…。

© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会