斎藤工「やっと“ウルトラマンになる男”から人格を持って名乗れる!」『シン・ウルトラマン』の役名&公開日発表!

円谷プロダクションの未来、ビジョンを示す作品群を発表するプログラムで、2022年以降に展開する国内外の数々のラインナップを発表する円谷プロ史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION」(通称:ツブコン)スペシャルプログラムが、12月13日に東京ドームホテルにて実施され、映画『シン・ウルトラマン』の主演・斎藤工、監督・樋口真嗣らが登壇した。

オープニングではウルトラマン、ウルトラマンティガ、ウルトラマントリガーたちヒーローがステージに華々しく登場。続いて円谷プロダクション代表取締役会長兼CEO・塚越隆行より「今回のこのスペシャルプログラムは、円谷プロの今後の作品についてファンの皆さんにいち早くお伝えしたいと思っての開催です。過去・現在・未来を様々な角度から楽しんでいただくイベント、どうぞ最後までお楽しみください」と挨拶があり、長編CGアニメーション映画『Ultraman(原題)』、「ANOTHER GENE」、没入型ライブアトラクション「INTO THE STORY」、Heroプロジェクトなどのコンテンツを続々と紹介した。

続いて、2022年3月18日に「TSUBURAYA IMAGINATION」で独占配信、同日に劇場公開される「TSUBURAYA IMAGINATION」オリジナル映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』、原作・清水栄一と下口智裕による大ヒット漫画をアニメ化し、2019年にNETFLIXで公開されてから国内外で数々の賞を受賞したアニメの続編『ULTRAMAN』シーズン2、「SSSS.GRIDMAN」、「SSSS.DYNAZENON」に続く『「GRIDMAN×DYNAZENON」完全新作劇場版(仮称)』、円谷プロダクションと東映アニメーションによるオリジナルアニメ「KAIJU DECODE」を発表。

そして、「5月13日(金)」という日付の入った特報映像が流され、映画『シン・ウルトラマン』の公開日も明らかに。本作の主人公であり、「ウルトラマンになる男」を演じる斎藤工と樋口真嗣監督が登壇し、斎藤は「2年前にも監督とツブコンで映画の発表をしてから、その後パンデミックなどいろいろありましたが、公開日が発表できるのが嬉しく思います」と挨拶。また公開日が決まったことについて「僕は気長に待っているんですけど、監督たちはいろいろな作業があると思うので…(笑)」とコメントすると、「ここまでにやれ!と突き付けられた感じですね(笑)」と樋口監督が話し、さらに「まだ出来ていません!やってもやっても終わらないんです!でも今日発表して、これ以上やるなという締め切りが分かった感じですね」と制作現場の状況を、笑いを交えて話した。今年1月に披露されたティザービジュアルの内容に触れると、「真ん中の棒は困ったときに使っていい棒です(笑)。ではなくて、これはベータカプセルです。隣にあるグジャグジャしたものはドッグタグ。神永新二(かみながしんじ)と書いてありますが、これは斎藤さんの役名ですね」とまさかの役名発表。これを聞いた斎藤は「唯一役名だけは言ってもOKと言われました(笑)。やっと『ウルトラマンになる男』から人格を持って、名乗れるようになって良かったです(笑)」と期待作の情報の重さを感じさせた。

次に、『シン・ウルトラマン』の新たな特報映像を公開。ウルトラマンのスペシウム光線発射を描いたインパクトある映像に、斎藤からは「観たのは初めてです。短いなとは思ったんですけど、ここからさらに出し惜しみなのかなと思いました。でも、この映像からヒントを嗅ぎ取ってくれる人はいると思います」と意味深な発言があった。

▼特報映像①

▼特報映像②

その後、特別ゲストとして初代ウルトラマンのスーツアクターである古谷敏が登壇。最後に樋口監督は「お待たせしたかいのあるものにすべく、頑張っております!古谷さんの素晴らしい仕事を見て育ってきた人物として、また次の世代にも同様の想いをつないでいきたいなと思います」、斎藤は「進化し続けている『シン・ウルトラマン』。僕の中ではクランクアップから長い時間が経っていますが、まだ共存し続けている気持ちです。初代ウルトラマンの歴史を作ってくださったかたへのリスペクトを込めた作品になっていると思います」と作品への強い思い入れも語り、イベントは締めくくられた。

▼チラシ表面

▼チラシ裏面

映画『シン・ウルトラマン』
2022年5月13日(金) 全国公開
監督:樋口真嗣
企画・脚本:庵野秀明
音楽:鷺巣詩郎
出演:斎藤工 長澤まさみ 有岡大貴 早見あかり 田中哲司 西島秀俊 山本耕史 岩松了 長塚圭史 嶋田久作 益岡徹 山崎一 和田聰宏
配給:東宝

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