スピルバーグ監督「本作は私のキャリアの集大成」『ウエスト・サイド・ストーリー』日本版ポスタービジュアル2種

世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグがアンセル・エルゴート主演で映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー』が、2022年2月11日より公開される。このほど、スピルバーグ監督が作品について語るコメント映像と、日本版ポスタービジュアル2種がお披露目となった。

物語の舞台は1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功、そして自由を求める多くの移民たちがいた。しかし、差別や偏見による社会への不満を抱えた若者たちは、やがて仲間と集団を作り激しく敵対し合っていく。ある日、ジェッツと呼ばれるチームの元リーダーのトニーは、対立するシャークスのリーダーの妹マリアと出会い、一瞬で惹かれあう。二人の禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…。

コメント映像では、華やかな衣装を纏ったダンサーたちの壮大で迫力あるダンスシーンや、物語の舞台であり象徴の”アメリカ”を歌い上げた楽曲「America(アメリカ)」のキャッチーなメロディに乗せた本編映像と共に、若手キャストへ演出をするスピルバーグ監督の貴重な撮影の裏側を見ることが出来る。スピルバーグ監督は、作品の完成を祝い俳優たちや撮影スタッフへ、「もう何か月もこの映画の制作に携わってきたが、ついにすべての要素がアンサンブルを奏でひとつになった」と完成に向け手ごたえを語る。また、念願だった作品の映画化がかなった監督は、「(本作は)私のキャリアの集大成」と自身の映画監督人生において、いかに本作が重要な作品であるかを言及する。

ポスタービジュアルは、トニー(アンセル・エルゴート)とマリア(レイチェル・ゼグラー)が初めて出会う“ダンスパーティー”のシーンを収めた「ダンスVer」と、二人が“禁断の愛”を育むバルコニーのシーンを収めた「禁断の愛Ver」の2種。物語の舞台は1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し“ジェッツ”と“シャークス”のグループは敵対し合い一触即発の状態に。「ダンスVer」で熱い視線を送り合うトニーは“ジェッツ”の元リーダーで、マリアは敵対する“シャークス”のリーダー、ベルナルドの妹。二人は“ダンスパーティー”で運命的に出会い、一瞬で惹かれ合うが、ポスターは「ひとつになれない世界に愛し合える場所はあるのか?」という切実な想いで綴られるように、異なる立場にいる者同士の切ない恋模様を表現する。また、「禁断の愛Ver」で描かれるのは、パーティーで衝撃的な出会いをした後に偶然再会し、お互いの愛情を確かめ合う二人。トニーがマリアに街から一緒に逃げようと告白するように、二人が愛し合える場所を必死に探し出そうとする様子がうかがえる。レイチェルとアンセルの圧巻の歌声で劇中に響き渡る「Tonight(トゥナイト)」に二人の溢れ出す想いが綴られていくが、トニーとマリアが辿る運命とは…?

『ウエスト・サイド・ストーリー』
2022年2月11日(金) 全国公開
監督・製作:スティーブン・スピルバーグ
脚本:トニー・クシュナー
作曲:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
振付:ジャスティン・ペック
指揮:グスターボ・ドゥダメル
出演:アンセル・エルゴート レイチェル・ゼグラー アリアナ・デ・ボーズ マイク・フェイスト デビット・アルバレズ リタ・モレノ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 ニューヨークのウエスト・サイドには、夢や自由を求めて世界中から多くの人々が集まっていた。しかし、差別や偏見による社会への不満を抱えた若者たちは、やがて仲間と集団を作り激しく敵対し合っていく。ある日、“ジェッツ”と呼ばれるチームの元リーダーのトニー(アンセル・エルゴート)は、対立する“シャークス”のリーダーの妹マリア(レイチェル・ゼグラー)と出会い、瞬く間に恋に落ちる。この禁断の愛は、多くの人々の運命を変える悲劇の始まりだった…。

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