岡田准一「とんでもない作品になる事は間違いない」復讐に燃える元警察官役に!『ヘルドッグス』2022年秋公開!

深町秋生による小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を、原田眞人監督が岡田准一主演で映画化する『ヘルドッグス』が、2022年秋に公開されることが決定した。併せて、岡田のコメント映像がお披露目となった。

本作は、裏社会をドラマティックに描く究極のエンターテインメント。岡田准一が演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(かねたかしょうご)。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクター。伸び切った髪、無精髭に、タンクトップから覗く肩と腕に広がるトライバルタトゥー姿の兼高の姿は、国籍不明なアウトローな雰囲気を醸し出しており、岡田准一の新境地が垣間見える。

監督・脚本は、『関ヶ原』、『検察側の罪人』、『燃えよ剣』など数々のヒット作を生み出す原田眞人。主演の岡田とは、『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続く3作品目のタッグとなる。監督と俳優という関係を超えた二人の信頼感で、作品に魂を注入する。また、岡田は本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。

原作は、デビュー作「果てしなき渇き」で2004年の第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生による小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」。発売してすぐ“警察小説を超えた問題作”として話題になった本作を、監督自らが岡田准一を主演にイメージしながら脚本を執筆し、原田ワールドを作り上げた。

■岡田准一(兼高昭吾役) コメント
撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います。さすが原田監督!この時代にこの映画がどう観られるのかそれが楽しみです。

■原田眞人(監督・脚本) コメント
心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました。男たちは美しく滅び、女たちは強く生き抜く、そういう闇の奥の隠し味も是非是非味わってもらいたい、と思っております。

『ヘルドッグス』
2022年秋 全国公開
監督・脚本:原田眞人
原作:深町秋生「ヘルドッグス 地獄の犬たち」
出演:岡田准一
配給:東映 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©2022 「ヘルドッグス」製作委員会