「有村架純の撮休」、「竹内涼真の撮休」に続く、突然撮影が休みになった俳優の一日を、気鋭監督・脚本家たちが描く異色ドラマの第3弾「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」が、2022年1月7日よりWOWOWプライム・オンデマンドにて放送・配信される。このほど、第1話~第4話に安達祐実、成海璃子、藤原季節、MEGUMI、矢本悠馬、長澤樹らが出演することが発表され、併せて、キービジュアルがお披露目となった。
シリーズ第3弾の主人公は、1995年のデビュー以来、『桐島、部活やめるってよ』、『君の名は。』や、「SPEC」シリーズを始め、数々の話題作で確かな演技力を発揮し、世代問わず人々を魅了し続ける実力派俳優・神木隆之介。今年も「コントが始まる」、『るろうに剣心 最終章 The Final』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『100日間生きたワニ』、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』、舞台「パ・ラパパンパン」など映画、ドラマ、アニメ、舞台と幅広いジャンルの作品へ立て続けに出演。目覚ましい活躍を見せた2021年に続き、2022年の活躍にも注目が集まる神木が、各話の監督・脚本家によって創られた“架空の神木隆之介”を演じる。
スタートを飾る第1話「はい、カット!」(監督:三宅唱/脚本:竹村武司)には安達祐実が出演。幼きころから実力派俳優として活躍を魅せる二人が初共演する。“子役出身”ならあるのかも…?と思わせる架空の“シンドローム”を題材に神木と同じく本人役を好演する。
第2話「嘘から出た何か」(監督:瀬々敬久/脚本:篠原誠)には、NHK「小暮写眞館」以来、神木と約8年ぶりの共演となる成海璃子、第2弾「竹内涼真の撮休」でも好演を魅せた藤原季節ら神木と同世代の実力派がそろい踏み。ノスタルジックな世界観の中、神木の同級生役に扮する。
第3話「捨てる神あれば」(監督:森ガキ侑大/脚本:山﨑佐保子)には、ドラマや映画を始め幅広いジャンルから多数のラブコールを受け、話題作への出演が続くMEGUMIと矢本悠馬が出演。ハートフルコメディな物語となっており、神木が出会う“どこか少し嚙み合わない”個性豊かな登場人物を熱演する。
そして第4話「夢幻熊猫」(監督:枝優花/脚本:山田由梨)では、神木の姪役を若手注目女優・長澤樹が好演。架空の物語でありながらも、姪の“相談”を通して神木の華々しい役者人生の過去とこれからを想像させる物語となっており、長澤は多感な時期にいる姪の心情の機微を瑞々しく体現する。また、神木が、マネージャーから“明日撮休になった”と伝えられる各話オープニングシーンの演出は森ガキ侑大が務め、マネージャー・祝﨑役を池田鉄洋が演じる。共演経験もあり親交の深い神木と池田だからこその息の合った掛け合いに注目だ。
キービジュアルには、休日のオフタイムを想像させるおしゃれな“パジャマスタイル”の神木隆之介が登場。神木は各話の自身をイメージして描かれた“ミニ神木”と戯れ、用意された“架空の休日”への神木自身の期待を感じさせる仕上がりに。“本人役”でしか見ることのできない本作ならではの神木の新たな一面、そして気鋭の監督・脚本家が作り上げた“架空の休日の物語”への期待をより一層誘うデザインとなっている。
「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」
2022年1月7日(金)より、WOWOWプライム・オンデマンドにて放送・配信開始(全8話)
毎週金曜夜11時00分~放送・配信
監督:瀬々敬久 森ガキ侑大 三宅唱 天野千尋 枝優花
脚本:狗飼恭子 高田亮 篠原誠 ふじきみつ彦 竹村武司 玉田真也 天野千尋 山﨑佐保子 山田由梨
出演:神木隆之介 安達祐実 成海璃子 藤原季節 MEGUMI 矢本悠馬 長澤樹 池田鉄洋
【第1話「はい、カット!」(監督:三宅唱/脚本:竹村武司】
殺人鬼の役作りに集中している神木隆之介。凶器の買い出しにショッピングモールへ行くが店員に不審者扱いされてしまう。誤解を解こうと焦ると「はい、カット!」という声とともに撮影スタッフが現れたではないか。それ以降、何をしていてもなぜかカットがかかる。パニック状態の隆之介。気づくと目の前には安達祐実が!安達は子役出身の俳優にみられるシンドロームだから楽しめばいいのだと言うのだが…!?
【第2話「嘘から出た何か」(監督:瀬々敬久/脚本:篠原誠)】
突然訪れた撮休。神木隆之介はふとピアノを習いたくなり二階堂真実(成海璃子)が営む教室を訪れた。二階堂から演奏を教わるうち、中学時代の転校生の存在を思い出す。どうしてもその転校生の名前が思い出せないという隆之介を見て、二階堂は母校を訪ねようと提案する。同級生・新山英樹(藤原季節)と再会を果たし思い出の音楽室へ行くのだが、そこで不思議な体験をするとは思いもよらなかった。
【第3話「捨てる神あれば」(監督:森ガキ侑大/脚本:山﨑佐保子)】
怠けた撮休を過ごしていた神木隆之介は、思い立って部屋の大掃除をする。部屋から見つかった不用品の数々を、サイトで見つけた貰い手に譲ることに。隆之介は躊躇しながらも正体が分からないよう変装して公園へ向かう。受け取りにやって来きたのは、主婦(MEGUMI)、清原という男性(矢本悠馬)、中学生(柴崎楓雅)。隆之介は境遇や性格も違う彼らとひとときの交流をすることになる。
【第4話「夢幻熊猫」(監督:枝優花/脚本:山田由梨)】
撮休の神木隆之介は、相談があるという姪・村上桃(長澤樹)を連れて中華料理店へ。桃は人並み以上に得意なことがなく、誰にも必要とされないままの人生に不満を感じていた。そんな彼女は、自分と違い輝いている隆之介を「誰の替えも効かない絶対的な存在」だと言う。しかし、褒められたはずの隆之介はなぜか浮かない表情。そして気まずい空気を絶つように、ゆっくりと語りだす。
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