ベネディクト・カンバーバッチが冷酷な牧場主役に!弟夫婦に残忍な攻撃を仕掛けるが…『パワー・オブ・ザ・ドッグ』11月公開!

第78回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した、ベネディクト・カンバーバッチ主演作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が、12月1日からのNetflix全世界独占配信に先駆けて、11月19日より劇場公開されることが決定した。併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

本作は、1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、周りの人々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主フィル・バーバンクと、その弟ジョージ、ジョージの妻ローズ、息子ピーターらを巡り、絡み合う緊迫した関係をリアルに描く人間ドラマ。ある日、地元の未亡人ローズと、その息子ピーターと出会った大牧場主のバーバンク兄弟。弟・ジョージはローズと結婚し、家に迎え入れることに。これにショックを受けたフィルは、すべてを壊そうと、残忍で執拗な攻撃を仕掛けるが、とある事件をきっかけに、人を愛することへの可能性が芽生え始める。

主演は、「SHERLOCK シャーロック」、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』、『ドクター・ストレンジ』などで知られる名優ベネディクト・カンバーバッチ。そのほか、キルステン・ダンスト、ジェシー・プレモンス、コディ・スミット=マクフィーが脇を固める。監督は、『ピアノ・レッスン』で女性監督初のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞という経歴を持つジェーン・カンピオンが務める。

予告編では、不気味な口笛が鳴り響く中、フィル(ベネディクト・カンバーバッチ)に恐怖心を抱き翻弄されるローズ(キルステン・ダンスト)やピーター(コディ・スミット=マクフィー)の姿が映し出される。

場面写真は、どこか影のあるフィルたちの表情が印象的だ。

本作は、10月30日から11月8日にわたり開催される第34回東京国際映画祭ではガラ・セレクション部門へ出品され、11月3日11時00分より有楽町よみうりホールにてジャパンプレミア上映が行われる。

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
11月19日(金)より、一部劇場にて公開
12月1日(水)より、Netflixにて全世界独占配信
監督:ジェーン・カンピオン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ キルステン・ダンスト ジェシー・プレモンス コディ・スミット=マクフィー

【ストーリー】 カリスマ的存在で周囲から恐れられる牧場主フィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)。ある日、弟が妻だという女性(キルステン・ダンスト)とその息子(コディ・スミット=マクフィー)を家に連れてくる。二人に対し酷い仕打ちを重ねるフィルだったが、やがて自分の中にある愛が何なのかを突き付けられる。